2004-06-29
慎重に、臆病に? NO 836
今日も台風のことからで恐縮だが、週末頃から8号の影響が心配となってきた。
ちょうど、その頃、名古屋で行われる「ホテル葬・社葬」セミナーの講師を担当するが、大雨や強風となったら出席される方々に気の毒。しかし、その前に重要なことは、講師である私が名古屋へ到達しなければならないこと。
受講者の大半は東海地区の企業関係者で、肩書きに多いのが秘書室に総務。そんなところから前日入りを予定している。
一方で日本トータライフ協会のメンバー達もやって来る。北海道や九州からの欠航がないように祈りたい。
全国への移動、そこで様々な体験もあった。大雨の河川増水で新幹線のストップや、土砂崩れで在来線の特急列車に長時間閉じ込められたこともある。
雪のシーズンの新幹線に何度も泣かされたが、受けた以上「穴を空けない」のがプロの基本的マナー。天気予報を見ながら前日入り、前々日入りを決断する。
そんな中、最悪の状況を想定することも大切なこと。「もしも?」という臆病な備えも重要だ。
今年の厳寒期、札幌で司会を担当した際は、飛行機で<万が一が?>と考え、北海道のメンバーにメールでシナリオを送っておいた。
それがあったからだろうか、鹿児島から札幌へ飛ぶ飛行機、いつもの恐怖感と抵抗感が少なかったことは確かだった。
<車で来るべきだった>や<列車にすべきだった>という体験も少なくないが、過去に穴を空けたことがないのは、誰よりも臆病なタイプだからかも?
生まれつき心配性の私、仕事に関する社内打ち合わせで嫌われるほど「IF」のオンパレード。慎重過ぎると言われることは、きっと死ぬまで変わらないだろう。
明日は、もう月末。朝から夜まで予定がぎっしりと詰まっている。
今日、来社されたお客様。お母様が危篤状況で、ご逝去の際に着せたいのですと、お母様自身が縫われた喪服を持参されていた。
病院でのご不幸時、喪服を正式に着用する着せ替え可能な看護師さんは少ないだろう。そんなところから「私達にお任せください」とスタッフが対応したようだ。
このお客様、ご納棺後に九州へ空輸されることになっている。
ご訃報連絡があれば、ご遺体空輸の手続きに併せ、九州に向かわれる方々のチケット手配もしなければならないが、偶然にも、弊社で2年間研修していた女性社員がいる葬儀社の地域なのでびっくり。その際にはよろしくと電話を入れておいた。