2020-03-15

コロナのバカヤロー  NO 8737

いか清商店街の中で2人の知人と出会った。1人は「コロナのバカヤロー」と嘆いており、老後の資金として購入していた株式が下がってしまい、数百万円も目減りしているそうだった。

もう一人も同じく「コロナのバカヤロー」みたいなことを言っており、晩年の楽しみだった競輪競馬の場外投票所が閉鎖されてしまい、パソコンもスマホも知らないところからネットで購入することも出来ず、「誰か何とかしてくれ」とぼやいていた。

友人の割烹に立ち寄ったら、4月から店内全域で禁煙にするそうで、保健所からの要請があったそうだ。喫煙室を設けることは許されているそうだが、2年後にはそれも許可されなくなるそうで、これも社会の流れだろう。

数年前、毎年参加している団参で山口県の仙崎から島へ渡り、園城寺と岸向寺へ参拝したが、前者ではご住職が皇族と食事をされた体験談が面白かったし、後者のお寺では鯨に戒名を授けた過去帳を目にしてびっくりした。

仙崎には「薄幸の詩人」として知られる「金子みすゞさん」の記念館があるが、彼女の作品の中にも海底での弔いのことがあるので、恐らくこれらに関する伝承だったと想像する。

新山口駅へ向かう帰路のことだった。予約されていた昼食会場に立ち寄ったら、「お席は2階です」と案内されたのだが、エレベーターホールの前の空間が「喫煙コーナー」になっており
、数人の方達が談笑しながら喫煙中で、我々の席の直ぐ近くだったので大変だった。

部屋に入るには扉の存在があったが、天井部分がつながっており、火災の如く白い煙が流れて来るので閉口し、同行されていた人達が「最悪!」と憤慨されていたが、ご主人が喫煙されるご夫婦がおられ、奥さんが「嫌われるのが分るでしょう」と説教されていたが、ご主人は「これは酷いわ」とびっくりされていたのが印象に残っている。

新型コロナの流行で民泊業界も大変のようだが、近くに数軒ある民泊も静かなので影響があるのだろう。

ホテルの客室稼働率も深刻になっているみたいだが、スタッフ達のリストラに及ぶと余りにもお気の毒で、早く終息することを願ってしまう。

外国の政治に携わる要人達の感染も話題になっているが、国民の命を左右する立場にあり、間違った判断をすればそれこそ「命取り」になるので祈ってしまう。

ヨーロッパや中東も大変だが、アメリカや南米でも広がっており、「WHO」がパンデミック発言をしたが、パリで生活をされている「辻仁成」氏が「今更何を」という発言をされたニュース記事もあった。

「辻仁成」氏に関して忘れられない思い出があるので恥ずかしいけど紹介しよう。随分昔のことだが、札幌の出張して帰路に函館に寄る予定を入れ、函館に在住する友人にホテルの予約をして貰ったのだが、函館についてホテルのフロントに行くと「メッセージが届いています」と手渡され、部屋に入ってから開けると予約を頼んでいた友人からで、是非と考えていたお部屋が詰まっており、残念ですが1階下のお部屋となりました。函館の景色をごゆっくりみたいなことが書かれていたが、どういうことか全く不明で、帰阪してからお礼の電話を掛けた際に聴いてみたら、「辻仁成」氏の「函館物語」の中にその部屋から見える函館の風景が好きで、いつもその部屋を選択されているそうだったが、残念ながら「函館物語」を読んでおらず、その旨を伝えると数日後にその本を送ってくれた。

その送り主が現在の「函館市立博物館 郷土資料館 金森洋物館」の館長で、ずっと昔から私が緊張してしまう女性の一人だった。

彼女は日本文化に長けており、「和弓」「篠笛」「篆刻」「和歌」「礼法」に造詣深いだけではなく、ジャズからクラシックまで広いジャンルの音楽も親しまれ、社交ダンスはプロクラスと知って驚歎したこともあったが、妻と同行した際、彼女と彼女のお母さんと会食をした際、お母さんが詠まれ歌集を見せて貰ってびっくりしたことも懐かしい。

彼女が館長を務める資料館の「HP」を担当したのはこの「独り言」の管理人さんでもあり、「幸せ列車」の当事者でもあるが、昨年の夏に二人で北海道旅行に出掛け、湯の川温泉「竹葉新葉亭」と札幌のホテルに宿泊し、帰路に苫小牧の友人である「苫小牧市民斎場」にお邪魔してから帰阪しており、函館山が生憎と雨と霧で行けなかったことが心残りだが、私が元気であればまた行きたいと思っている。

今日の写真は函館での夕食で入った「いか清」で撮影した1枚を。
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