2020-04-08

流れる社会  NO 8758

からたちの花昨日の昼食は八坂神社近くにある「力餅食堂」に行った。食事をしていると店内に入って来られた高齢の女性に名前を呼ばれてびっくり。妻の友人で何度か温泉旅行に行ったことのある人物だった。

私が大病を患ってから2年後だったと記憶するが、もう一人の方と一緒に掛川にある「ヤマハリゾート」に行ったことがあった。

彼女達は桃谷駅から環状線で寺田町駅のホームで待ち合わせたのだが、天王寺駅から地下鉄で新大阪駅へ行くと思っていたらしく、天王寺駅から「特急はるか」を利用すると言ったら驚かれ、新幹線乗り継ぎだと自由席特急券が半額になり、「320円」だと伝えたらびっくりされ、天王寺駅を出て「次は新大阪」という車内アナウンスに更に驚かれたことも憶えている。

ヤマハのリゾートの園内には巡回するバスが走っており、それを利用して森林の湯へ行ったが、中々のスーパー銭湯だった。

次の日は森の石松で知られる「森」へ行き、知られる植物園と菖蒲園へ行ったが、それは見事な世界だった。

上野にある「鴎外荘」が閉業するニュース記事があった。原因はコロナ問題ではないことを知ったが、非常事態宣言がされた日だけに寂しかった。

4月7日は「戦艦大和」の命日でもあった。鹿児島県の坊の岬沖に沈んだままの「大和」だが、広島のピピの社長が「戦艦大和の慰霊式」を担当することがあり、アドバイスしたことも懐かしいが、3000人の人達が艦と共に沈んだ歴史に心が痛む。

今日はお釈迦様の誕生日だが、函館に在住する友人の誕生日でもあり、私の2番目の孫の誕生日でもある。アメリカで生まれたので国籍をどうするかは知らないが、休校中なので感染しないことを願っている。

妻の友人の「坊守さん」の誕生日でもあり、妻がお祝いの品を届けて来たが、新しく建て替えられるそうでその日を楽しみにしよう。

ニュース記事を読んでいたら、福岡県柳川にある北原白秋記念館にある「からたちの花」が咲いている写真があった。

何度か柳川の「若松屋」に立ち寄ったことがあるが、3年前の夏に行った際は猛暑の最中で、町を散策している途中で熱中症みたいに気分が悪くなり、北原白秋記念館で涼んで休憩をし、タクシーを手配して貰って西鉄柳川駅まで行ったことを憶えている。

「からたちの花」の詩は北原白秋だが、実家である記念館の庭に「からたちの花」が植えられたのは1985年で、そこから東京の巣鴨教会へ植樹された花も存在している。

住吉大社や四天王寺も拝観禁止の策となっているニュースもあったが、四天王寺は聖徳太子の時代から閉鎖は初めてと解説されていた。

私が20代の頃からの愛読書だった「大法輪」が発刊を停止する報道もあった。様々な宗教のことを学ぶのに大変勉強になった歴史があり、我が業界の人達に詠んで欲しいと勧めていたので寂しい話である。

私が小説を世に出した頃、「現代寺院」と「月刊住職」という雑誌が存在し、どちらにも取材を受けて紹介されたこともあったが、後者の」ベストセラーの紹介」で3ヶ月間トップになっていたことを憶えている。

朝から妻の検診に付き合って病院へ行ってきた。電車も危険だし、タクシーも安全ではないと考え、往路は歩いて行くことにした。途中で多くの知人や友人に会ったが、二人で杖を手に歩いている姿に驚かれ、「病院へ」と言うと「歩いて!」と信じられないような表情をされた。

我が家から病院まで歩くと30分以上を要し、かなりの歩行数になるが、コロナに感染したくないと思えば堪えられるが、やはり到着すると疲れが出た。

少し早めに出掛けたが、今日は予約時間を40分過ぎてやっと診察室へ入った。主治医だった先生が替わられて今回も若い女医さんだったが、採血検査の数値について「何とかしましょうね」と言われた。

処置室に行って静脈への注射を受け、その後に支払いの窓口へ言ったらここでも20分ほど待たされ、支払いを済ませてから処方箋を貰って院外薬局へ行ったら「国の指導がありまして高騰する医療費を抑えるためにジェネリックをお勧めしているのですが」と言われ、何でも良いですよと伝えて支払いをしている最中にオ携帯電話がブルブルしたので相手が誰かは直ぐに判明していた。ヘルパーさんがやって来る時間を過ぎていたからで、「今、薬局で、これからタクシーで帰ります」と伝え、自宅に戻ると玄関に二人のヘルパーさんが来られており、転勤することになって「引き継ぎ」ということで新人の若い女性を紹介してくれた。

今日の写真は柳川市にある北原白秋記念館で咲いている「からたちの花」を。
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