2012-12-04

まさに師走  NO 3119


 朝に立ち寄った喫茶店も夕方に入った蕎麦屋さんも、馴染み客の話題はトンネル事故の恐ろしさと総選挙ばかり。両方をつなげて安全に予算を費やす政党はないのかという意見もあった。

 この1週間のニュースで感じたことだが、新党を立ち上げられた石原氏の言葉の酷さに驚いた。日本語を美しく表現して欲しい作家という立場にあって<これでは!>と残念に思った。

  その横に座って記者会見に臨んでいた橋下氏の発言にもびっくり。東京都大阪での発言が異なっているのだから不思議な話。また、維新の会の立候補者達に討論 会の出席を差し控えるようにという通達が出ていた事実にも驚いた。それについて説明していた松井知事の話の内容に更に衝撃。「私らのように話せるレベルに ないので」と言われたのだから<そんなレベルの人間を候補にするな!>と突っ込みたかった。

 松井知事のトーク技術は低いと言う意見が多い。関西弁特有のアクセントでは説得力が著しく落ち、納得をさせることには至らない。

 様々な新党が出現し何やら「政党ゴッコ」みたいに感じてしまう。昨日の敵は今日の友みたいな不可思議な結託も生まれているし、その反対もあるのだから表を投じる国民も大変ではないか。

 2週間後に結果が出るが、果たしてどんな勢力図が出来るのだろうかと興味を抱く。

  明日12月5日は、初孫の誕生日。私の葬儀に対する考え方を劇的に変えてくれたのが孫という存在。爺ちゃん婆ちゃんとはこんな思いを抱いているのかを初め て実感して司会のシナリオを急激に進化させてくれたので感謝しているし、これまでに指導した司会者の皆さんには「孫を持つまでは謙虚に」なんて教えて来 た。

 誕生日プレゼントに何をと思って電話で話したら、中学生らしい願いが出て来た。2歳弱の時には高知のアンパンマン・ミュージアムへ連れて行ったことがあるが、当時からすると大きくなったものだと嬉しく思う。

 それならそちらで購入しなさいと現金を送ったが、中封筒に不自由な手で次のように書いておいたが、汚い文字が読めるかなと心配をしている。

「誕生日、おめでとう。この世に生まれてくれて有り難う。誕生日はお母さんのお腹を痛めた日。だからママに感謝をしなさい」

 今日も数通の喪中葉書が届いて寂しくなった。みんな他府県に在住する人達だが、励ましと慰めの葉書でも書きたいが、手がこの調子では難しいのでこの「独り言」で触れておこう。

 そんな中、青森県八戸市からご仏縁に結ばれる同業者からプレゼントが届いて恐縮している。お母さんの実家が元和菓子店だったそうで、私の大好物である茶色の「水飴」を手作りくださり、地元の名産と共に毎年届けてくださるので北に向かって手を合わせている。

 先月、北海道に行った際、函館から「特急白鳥」と新幹線に乗り継いで八戸に行くことも考えていたが、どうしても体力的にも無理なこともあり、空路東京へ立ち寄る行程となってしまった。

 八戸には深い交流のあった大規模ホテルの支配人が転居されていることもあり、近い内に行きたいと思っているが、今日のニュース映像で青森の三沢空港の周辺が映り、真っ白な雪景色だったのでびっくりした。

 今年の12月は例年になく冷え込みが厳しい。我が家もエアコンとファンヒーターが活動中だが、悪猫が特等席に寝転んでいる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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