2005-09-06
静かな大阪? NO 1263
台風が山口県を通過しているよう。大阪では午後11時を過ぎても風雨の強さを感じることなく安堵。明け方から午前中に影響があるかもしれないので警戒だけは。
メンバーや塾生のページを訪問すると大変な目に遭っている。浸水対策、通行止めなどニュースで報じられているような体験をしており、被害のないことを祈っている。
馬鹿げた発想と一笑されるだろうが、台風がやって来る度に「もったいない」と考えてしまう。大雨、強風など、その猛烈なパワーを何か生活に活用出来ないかということ。
発電、生活用水などで、各家庭が利用可能なシステムが出来れば光熱費が減少するし、何より自然の恩恵に与ることになるだろう。
核兵器や原子力発電の開発費や環境問題を考えると何かが出来そう。科学者の知恵の結集と、核を外交カードに使う愚かな国の独裁指導者を洗脳したくなってくる。
今回の台風が九州の南部にもたらした雨量は、大阪の年間雨量の3割分に相当すると報じていたが、ダムの建設を考える前に、各家庭に小さな貯水システムを設置するだけでもプラス効果が生まれるのでは。
増えつつある屋根の太陽発電みたいな発想を考えたいもの。緑地が少なくなり、コンクリートとアスファルトばかりの都会の治水に役立てば生活の知恵につながる。
西日本や四国の交通機関の大半が運休、全国で行われている冠婚葬祭もハプニング続出。葬儀だけではなくブライダルにも影響が。出席者が半分にも満たないケースもあるし、家族が出席できないので延期というホテルもあった。
さて、密葬が済み、社葬の日程会議の場で提案したことが。「大雨のことをお考えですか?」「台風が襲来したらどうしますか?」そんな単純な問題提起だが、そこから会議の空気が一変し、大きな寺院を式場として決定されていたものがホテルに変更となった。
必然として式次第の大幅な変更を余儀なくされたが、プロデューサーとして提案したことが全面的に賛同を受け、感謝までされてスムーズに終わった。
20日後、一ヵ月後、そんな先のことで台風のことを考える人は少ないもの。この仕事に携わり、何十回と泣かされてきた体験が説得力をアップさせてくれるもの。プロは「臆病たれ!」「もしも?」という恐怖感を抱きたい。
明日は間違いなく大雨だろう。バッグを手に傘を差すのも体力がいる。そこで「栄養満点、熟睡効果がありますよ」と恵贈くださった淡路島の立派なタマネギを妻が料理、私自身が天婦羅で仕上げて頂戴したら吃驚するほど甘かった。
今から銭湯に行ってリラックス・タイム。近付いてきた塾の構想が浮かんでくることを願っている。