2020-04-20

お念仏で  NO 8770

前号で触れた生野区の病院でホテル ノイシュロス バリアフリールーム感染者が増えたみたいでびっくり。妻が入院していた第二警察病院でも医師や看護師さんの感染が判明し、入、退院や外来受付を停止しており、次回の診察日までに解決出来ること願っている。

数日前から体調に問題があり、朝から医院へ行って2週間分の薬を貰って来た。風邪やコロナの症状ではないので心配ないが、この世に存命するには仕方のない症状で、また薬の力に頼ることになった。

朝から恩人の訃報の電話があり、お通夜に行って来た。明日は夫婦で参列しなければならないが、先立たれたご主人の葬儀は阿倍野の安らぎ天空館で行われ、私が大病を患う前だったので司会を担当していた。

大手家電メーカーの社長や専務が参列されていたことも憶えているが、藍綬褒章を受賞された時の祝賀パーティーの前に阪神淡路大震災が起き、日程を変更して犠牲者に対する慰霊式を組み入れたことも忘れられない。

通常なら500人以上の参列があっただろうが、コロナ問題に揺れる社会状況で、限られた人にしか通知されず、私は弁護士さんからの電話で知った。

往路のタクシーの運転手さんも嘆いておられたが、帰路の運転手さんは収入が8割減に鳴ったと嘆かれ、何時になったら好転するのだろうかと言われたので、今年や来年で解決出来ないと思うと伝えてしまった。

導師が唱えられるお経を後方に参列されていた女性が唱えられていたのでびっくりしたが、導師が法話の前に仏教賛歌「今捧ぐ」をご唱和されたので私も歌って来た。

「蓮泉院」という「院号」を授与されていたが、故人ほど「蓮」の文字が当て嵌まる人はいないとご法話の中で触れられたが、同感だった。

私より一回り年上だったので享年86才だったが、導師の法話の中に故人が生前に仰っていたことを紹介していた。

年を取るのではなく「年を重ねる」と考えるべきと言うことで、私がよく書く「齢を重ねる」を物語る言葉のように思えた。

故人が病床でもしもの時にはと私の名前を言われたそうだが、弁護士さんが知らせてくれなかったら大きな不義理となるところだった。

ご当家と私のご仏縁の深さは絶対に理解していた筈だが、担当者からも知らせてこなかったことを考えると「知らせるな」と命じていたようだ。

現在一般的な裁判も全て止っているそうだが、コロナ問題が落ち着いたら「お中元」」「お歳暮」の横領について進むことになる。警察が受理すれば社員達が取り調べを受けることになるが、ユニークな友人からアドバイスを受けた告のやり方も面白いと興味を抱いている。送り主それぞれの地で告発すれば、全国各地の裁判所に被告として出廷しなければならず、何と筈かしいことで訴えられると話題になると想像する。

あるお通夜の式場で、責任者に問い詰めたら「わりことをしていました。はっきり言って横領です」と答えていたが、その後に謝罪もないので法廷へ引っ張り出してやることにしたが、北海道から九州まで出張できるのだから喜ぶかも知れないが、自身が被告になっている重みはその時に感じるだろう。

今日の写真は前号で紹介した「ノイシュロス」で利用したバリアフリーの部屋である。
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