2020-01-18

もう限界近く  NO 8687

トヨタ ソアラ今日はヘルパーさんが来てくれ、冷蔵庫の中を掃除してくれ冷凍庫の中を含めて95%の物を捨てたので助かった。「ちょっと置いておこう」という物が徐々に蓄積して大変なことになる。断捨離の判断が出来ない主婦が陥る天帝的なパターンである。

そんな最中にインタホンがー鳴り、「宅配物」が届いた。送り主は北九州のHAYUさんという愛称で湯ばれている女性で、妻のためにアロマを作って送ってくれた。

しゃれたメッセージカードが添えられてあったが、アロマオイルはすり込むことで香だけではなく、身体への効能もあると書かれてあった。

早速病院へ行った際に手渡したが、有馬グランドホテルでの会合に来てくれていたことを思い出し、「有難いね!」と喜んでいた。

私は別の診療科の先生と会って相談をしていたが、遅めの昼食を済ませて再度病室へ行ったら、しばらくすると妻の友人が見舞いに来てくれ、「元気な人が何をしているの」と励ましてくれた。

彼女ご夫婦は近くの豪邸におられたが、高層マンションに転宅され、時折に友人の割烹で偶然に会うこともあったが、年末に行った際に友人が携帯電話で私が来たことを知らしてくれ、その時に入院の事実を伝えた経緯があった。

先代ご夫妻の盛大な葬儀を担当させて頂いたご仏縁もあるが、先代さんがトヨタの「ソアラ」に乗っておられ、モータープールで隣同士だったご縁もあった。

テレビの人気ドラマ「浅見光彦シリーズ」で主人公が「ソアラ」に乗っているのでいつも思い出していたが、ご高齢なのにスポーツカーを颯爽と運転されていたお姿はかっこよかった。

深夜にベッドから転げ落ちて頭を床に打ったという話を看護師さんから聞いたが、念のためにMRI検査を受けることになった。

おとなしくしていてくれたら無駄な費用が要らないのに、何処まで愚かな事態を巻き起こすのだと憤りを覚えているが、こんな年齢になって大変な思いをするなんて想像もしなかったことであり、冷えた足腰が「温泉に行きたい」と訴える声が聞こえている。

2回目の入院から1ヶ月目を迎えた。保険の請求や様々な手続きもしなくてはならないが、私自身が障害者という現実に疲れてしまう。

この「独り言」から事態を理解下さって励ましの電話をいただくことも恐縮するが、様々な差し入れまでいただくのだから手を合わせている。

中国の肺炎が気になって仕方がない。我が国で広まったら最悪で、数年前の大問題の再来となることがないように祈りたい。

ネットのニュース記事の中に京都の「お地蔵さん」を巡っている人物のことが取り上げられていた。何の目的もなく、只管路地裏にある「お地蔵さん」まで探しておられるそうだが、それはそれで深い奥の物語が秘められているような気がした。

我が家の近くにもお地蔵さんがあり、お盆の時期になると近所の方々が地蔵盆の祭儀を執り行っているが、地蔵盆の風習は我が大阪でも一般的に行われている風習で、昔子供が誕生した年には30数カ所のお地蔵さんを回って数年間お供えを続けていたことも懐かしい。

昨日の夜、病院からの帰路に歩いていると、東南アジア系の若い男性がいきなりお地蔵さんの前で立ち止まって最敬礼の姿勢をされたのでびっくりしたが、きっと幸せになるだろうと思っている。

一説によると閻魔大王の「化身」がお地蔵さんで、世の中の流れを見られているという学説を読んだことを憶えている。閻魔大王は「あの世」の35日担当の裁判官で、情破離の鑑で生前の行いをビデオテープみたいに見るそうで、「閻魔さんには嘘をつけない」という謂われになったとも書かれてあった。

元々は初七日担当の裁判官だったそうだが、騙されて大半の死者を極楽に送ってしまい、これでは行けないと35日の担当に転換されたそうだ。

最初に死を迎えた人間が「閻魔さん」だそうで、「ウマ」「ユマ」とも呼ばれていたそうだが、そんな「あの世」の物語を小説にしたのが「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」で、今ではネットでご笑覧頂けるようになっている。

今日の写真はトヨタの「ソアラ」を。
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