2019-02-16

幸せの味  NO 8430

大阪モノレール チキンラーメンラッピング車朝風呂に入ってから医院へ行った。診察室で血圧測定をしたらびっくりするほど低い、高血圧で35年間も薬を服用しているのに不思議だが、手の指先の血液の流れを計測したらこれも低い数値が出たので先生が「おかしい!?」と言われたので入浴の事実を告げたら、「深呼吸を繰り返して」と命じられ、しばらくするといつもの状態に戻った。

入浴で暖まると血管が広がって血圧を下げるそうだが、湯船から出る時にフラフラ感が起きるので手すりをしっかりと握るように気を付けている。

「オリンピックまでこの世に」や「初孫の成人式までこの世に」なんて欲望があるが、振り返ればこの「独り言」から結ばれたご仏縁が多くあり、何より「生かされた証」となったと思っているし、「お葬式と春夏秋冬」「小説 葬儀屋七万歩才のあの世の旅」「小説 お葬式はハプニングにのって」「えっせい 悦生」の著作や、所属する協会の事務局が刊行してくれた「伝匠」の存在もあるので恵まれているし、葬儀の専門音楽CD「慈曲」の監修や作曲した「逝かれし人へ」が収録されたことも喜んでいる。

意識改革から発想していたことを具現化して発表した「慈曲葬」も話題になり、NHKテレビで紹介されたりビジネスサテライトで特集された歴史もあるが、新聞の一面にカラー記事で大きく取り上げられたことや社会面のトップ記事に取り上げられた善意の行為も懐かしい思い出となっている。

多くのテレビ番組にも出演したが、CD「慈曲」が宗教の時間で取り上げられ。会社の事務所で撮影された時の緊張感を今でも憶えている。

私は上がらない性格で、人がプレッシャーを抱く場面でもプラス思考が生じる性格で、ゴルフで所謂シングルハンデになれたと思っている。

年、月、日、時、分、秒と命の時計の残り時間がいよいよ短くなったと実感するこの頃だが、残された時間で「心残り」が出来るだけ少ないように行動するつもりで、この世の出立に大きな打ち上げ花火をと考え、その準備を進めている。

NHKの朝ドラ「まんぷく」でチキンラーメンの完成が放送されていた。チキンラーメンが世に登場したのは私が小学生時代だったが、今でも鶏肉を避けている私がこのラーメンに抵抗なかったのは不思議で、これまでに随分と食したものである。

ラーメンが登場したところで触れておくが、私は動物性の出し汁が絶対に苦手で、九州各地のラーメンは食べていない。

お気に入りは力持食堂の「中華そば」で、時折に夫婦で立ち寄るが、「おはぎ」や「ぜんざい」などの誘惑に負けそうになるので観ないようにしている。

動物性が駄目と言っても「魚系」は問題なく、「鰹節」と昆布」の和風出汁は歓迎で、妻はずっと「アゴダシ」を取り寄せている。

我が家の夕食で時折に「うどんすき」をするが、土鍋に入れる出汁は商店街の力持食堂で購入するもので、口コミで広まって近所ではそれが常識となっている。

夫婦で力持食堂に入って「中華そば」を注文するが、チャーシューとシナチクは苦手で妻の器に入れている。

この力持食堂には高校生時代から行っているので半世紀以上も経過しているが、味に変化は感じられず、しっかりとしたレシピの存在があるのだろうと想像している。

美味しいと感じるものを食べると幸せを感じるが、飲食店はお客さんを幸せにする仕事も考えたいし、我々葬儀社は不幸なご遺族に少しでも「不幸でないひととき」をプレゼントするしごとだと考ええている。

今日の写真は大阪モノレールだが、チキンラーメンのラップ車両の存在もある。
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