2020-12-27

行けないなあ  NO 8678

平山温泉「湯の蔵」の小径前号で触れた室蘭市民斎場の役員に、「あなたは2番目。1番は私」と常々言っていたのが熊本県荒尾市にある落合葬儀社の社長だった。妻同士が交流のあるお寺で彼が葬儀を担当した際「これを読みなさい」と坊守さんからが手渡したのが私の著書「お葬式と春夏秋冬」で、それを読んだ彼は次の日に来阪して私の会社にやって来たので驚いた。

それから何度も来阪した歴史があるが、コロナ問題が勃発するまで、7月と12月にはわざわざ来阪して気を遣ってくれていたのでその律儀さに手を合わそう。。

平山温泉を紹介してくれたのも彼だが、住職夫妻を囲んで懐かしい昔話をしたこともあり、「今日、弊社が存在しているのは」私と知り合ったことで、それこそ「ご仏縁」と思っている。

彼の娘さんが卒業した際に2年間弊社で研修入社した歴史もあるが、彼女は夏にホテルで行われた大規模な師の部会の司会を担当するに至っており、よくぞ成長したものだと喜んでいる。

彼には忘れられない出来事がある。それは先代さんの師の部会をホテルで大規模に行うことになって、大阪から車で熊本へ向かって会場のホテルへ宿泊していたら、朝方に娘さから電話があり、施主を務める彼が前夜に救急車で入院したと聞いてびっくりだった。

近く医師とお酒を飲んでいて急性膵炎を患ったらしく、病院へ駆け付けた時に激痛で言葉も喋られず、こちらからの質問を「アイコン」で対応して貰うことになった。偲ぶ会決行するべきか否かを確認したかったのだが、彼はアイコンで奥さんを施主として決行することを望み、当日の会場で社長の入院を告げたらどよめいたことを憶えている。

膵炎にアルコールは厳禁だが、平山温泉に何度かご一緒した際、美味しそうにビールを飲む姿が羨ましく、膵炎で3回入院したことのある私には目の毒で、ノンアルコールのビールを一杯飲んだだけで3回目の入院となったいたい思い出が過ぎる。

2回目の入院は北海道旅行から帰阪した時だった。函館の湯の川温泉「竹葉新葉亭」の夕食で食前酒を飲んだことが悪かったみたいで、八戸、気仙沼に立ち寄るに合わせて腹部の痛みが増し、
大阪鉄道病院へ1週間、その後大阪赤十字病院へ転院して1週間の入院を余儀なくされ、合わせて11日間の絶食を強いられることになった。
「油物を避けなさい」「アルコールは厳禁です」と指導されたが、お陰で好物だった野菜の天ぷらや串揚げも食べられずに過ごすことになった。

退院してからしばらくした頃、テレビのショップチャンネルで油を使わない不思議な機材の紹介が目に留まり、「30分以内のお電話えお待ちします」と聞いた瞬間に電話で注文し、届く日の夕食に串揚げの準備をして使ってみたが、出来上がりは揚げ物に見えるが、食感が著しく異なり、それからずっと3階煮上がる階段に戒壇に置いてあったが、友人との話の流れから貰っていただくことになったが、その後の使用感については聞いていない。

平山温泉を紹介してくれたのは落合社長だが、もう10回ほど行っているが、彼はブログで「平山温泉」のことには余り触れて欲しくないと言っていた。

山鹿温泉の奥座敷と呼ばれる平山温泉。「とろ~り」とした温泉が最高で、余り宣伝して欲しくないみたいで、知る人ぞ知る人達の隠れ家を大切にしたいと語っていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net