2020-06-09

いよいよ白杖かもNO 8813

四国を走る新型車両目の調子が悪く、今日も横着だが「10年前の独り言」から転載を。

警報の中で  NO 2644 2010-05-24

 我が大阪に洪水警報が発令されるほどの大雨。そんな中を傘と杖を手に歩いていると靴がびしょ濡れ。こんな気持ちの体験は若かりし頃の大雨の中のゴルフ以来である。

  さて、民主党の大勝利の結果を受けて畑山総理が誕生、国会での所信表明で「命」というキーワードを掲げたことをはっきりと記憶しているが、宮崎県で発生し て大問題に発展している口蹄疫被害に関する現実は、まさに鳩山政権らしいこと顕著に物語っているような気がしてならず、育ててきた動物を処分しなければな らない人達の思いを拝察すると余りあるものがある。

沖縄の基地問題にしてもシナリオも考えずにアメリカ側と協議、物事を決めていく優先順位さえ理解出来ない行動は、国家のトップとして相応しくないという結論に至るだろう。

 小沢幹事長の問題は枠外レベルとして、閣僚達の姿勢から感じられることは総理や幹事長の自然的失墜で、そうなれば自分達の出番があるという期待感さえ漂う発言内容にはうんざり。誰も国家や国民のことを真剣に考えていないことが露呈しているようだ。

 こんな時代に魚雷攻撃を仕掛ける国家が存在することも事実だし、常識の世界から大きく逸脱したかの国の今後の行動が心配だが、拉致被害者や家族のことを慮ると鳩山総理のシナリオや発言にも細やかな配慮が求められるだろう。

 自宅にいるとインターホンが鳴った。「どなたですか?」と返答すると「冠婚葬祭のベルコです」とのこと。対応したい思いを抱いたが、過去に対応してその内容の酷さに衝撃を受けたことがあり、今回は正直に「私は葬儀社に勤務しています」と断った。

  生命保険のおばさんセールスと同じで、会員を増やすことが彼女達の仕事。1名に付き幾らという報酬体制があるみたいだが、入会させた後の責任が及ばないところが問題。いざ会員としての権利を利用しようとするとトラブルになることも多いと聞き、その背景に分業制という根本的な欠陥があるように感じている。

 搬送、打ち合わせ、責任者、納棺、司会者、火葬場随行者、集金業務など、すべての担当者が異なるのだからお客様側も大変。互助会組織の「互助」という文字が、関係者のために仕組まれているような様相を呈している昨今である。

 家族葬の潮流で入会者が激減、その上に解約者が激増している現実も秘められているようだが、ある大手冠婚葬祭互助会のパンフレットに記載された社名が変更され、旧社名の上に新社名を貼り付けているのを目にして驚いたのも先日のことだ。

 我々葬儀社が倒産しても問題はないが、有料会員を持している互助会は大変。そのために掛け金の半額を供託しなければならないと定められているが、入会させて担当窓口に知らせなければ困ったことになる。そんな秘められた問題が風評として流れてきている。

  葬儀社は「悲しみを理解しようと努力するプロ」として存在し、あくまでも人の命の尊さと終焉の儀式の重要性を認識追求しなければならず、ビジネスと考えるような人達に携わって欲しくはなく、それらを背景に私の哲学のひとつである「大切な人の大切な儀式に大切な宗教者を迎える環境・・そこに於ける『神変(し んぺん)』の重要性を見出したのである。

今日の写真は四国を走る新型車両で、鉄道の列車に贈られる賞を受賞している。
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