2020-06-08

出逢いと分かれの歌  NO 8812

長崎空港からの船内で撮影今日は友人達と友人の割烹で会食したが、プロの設計によるコロナ対策が見事で、極めて自然にアクリル板が設置されていた。

その友人達とは昨年の5月に講演で九州へ行った際に同行して貰っていたが、共通する友人と長崎空港で出会ったのでその人物のことに触れよう。そんなところから「10年前の独り言」から転載を。

鳩山総理辞任 NO 2645 2010-06-07

 宇宙から5ヶ月振りに帰還した野口さんのニュースが小さくなってしまい、鳩山総理と小沢幹事長の辞任ニュースが各紙の号外から報じられた。

 これらは誰もが予測していたこと。来る参議院の選挙対策としては仕方のないことらしく、その結果によって新しい混乱が予想されていたが、菅総理が決定して何とか新しい船出となった。しかし問題が山積、樽床議員の出馬結果もあり、小沢元幹事長の今後の行動が注目されている。

 トップ二人に「金」の問題が発覚、社民党代表と決別となった普天間問題が引導に至ったようだが、人は、悪いことを続けると人相が悪くなるもの。前にも書いたが、今は亡き後藤田氏が「総理には人相が重要」と発言された興味深い言葉を思い出す。

 さて、先日、ご主人を亡くされてから数年の月日が流れた奥様とランチを共にしたが、一緒にいた妻も私も驚く日々の生活を教えられ、改めて夫婦の絆と悲しみの深さを再認識することになった。

「毎 日、ずっと三食をお仏壇にお供えしているの」から始まった日常生活の実態、「お買い物に行っていてもね、夕方になって暗くなったら『ごめんなさいね』と、 まずはお仏壇に手を合わすの」と結ばれた彼女。広い庭のある大きな家で一匹の犬と暮らす日々、すぐに涙を流される姿に、ご生前に交流のあったご主人の姿を思い出していた。

「バッグの引ったくり被害に遭ってね、お金やカードはどうでもいいけど、携帯電話が入っていたので落ち込んでいるの」

 その携帯電話には、辛くて厳しい闘病生活を過ごされたご主人からの着信メールがあったそうで、悲し過ぎるからずっと開かずにいたという言葉に思わず貰い泣きしてしまったが、戻って来るように手を合わせた。

 我が大阪は「引ったくり」事件が全国で突出しているそうで、周りにも被害に遭遇した人達が多く、卑劣な不埒者達に天罰が下ることを願っている。

 葬儀から数年経っても表札がそのままというお家も少なくないし、亡きご主人の靴を毎日磨かれる奥様の存在も知っているが、夫婦の「ありかた」や「生き様」がそれぞれに異なることも事実であろう。

我が国の年間死亡者が118万人だったと発表されていたが、団塊世代が旅立つピークには180万人と予測され、我が葬祭業が成長産業と注目されて異業種の参 入が増えているが、間違いなく斜陽産業であると随分と昔から説いてきた歴史のある私。やっと変人扱いされない時代を迎えている。

 大手葬儀社の役員が愛人を殺害し、自社の倉庫に隠していた事件に衝撃を受けたが、一方で、前から問題として表面化してきている生活保護費の搾取事件でも同業者が出てきたのでびっくり。まじめに取り組む業者までイメージダウンするのでやるせない思い。少なくとも法律だけは遵守したいものである。

  大手引越し会社のトップの破廉恥事件も報じられていたし、栄華を誇った歴史あるダイエーホークスの元オーナーも脱税で摘発されたというニュースもあった。企業が法を破った代償は計り知れない大なるもの。引越し会社の顧客激減は間違いないだろうし、何より社員の心情を慮ってしまうのである。

  しばらく更新が滞っていた。先月下旬は無宗教形式が重なり、他府県で執り行われたので大変だったが、わざわざ弊社をお選びくださったお客様にはお喜びいただけたようで安堵している。そんな中、また自由葬のお問い合わせがあり、個性化と多様化のニーズがいよいよ高まってきたように感じるこの頃だ。

今日の写真は昨年の5月に九州での講演に出掛けた際、長崎空港から時津港まで利用した高速船の船内を。

空港で前述した女性が団体旅行で来られていたのにばったりと会った。大阪レストランと協会の旅行で雲仙へ観光バスで行かれたが、宿泊先が我々と異なっていたので会えなかった。
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