2019-10-31

久し振りに  NO 8623

野菜ネタのお寿司久し振りに映画を観た。友人から郵送されたチケットを持って出掛けたが、過去に「高倉健さん」主演の「あなたへ」と同じ劇場だった。

昔からすると音響システムの進化もあろうが、音質が素晴らしくなっている。映画ファンの友人がいるが、彼は「昔の映画でも再編集されているケースもあり、びっくりするほど音響がよい」と教えてくれたことがあったが、今日はそんな環境空間に身を置いてBGMに耳を傾け、心地よいひとときを過ごせた。この「独り言」でチケットを有り難うと書いておこう。

「あなたへ」を観たのは想定外の出来事があったからで、その出来事を懐かしく思い出した。
佐賀県の武雄温泉に在住する友人から誘われて、広島のピピの社長も同行することになって乗車する「さくら」を電話で知らせることにし、広島駅から乗車することになっていた。

妻と共に寺田町駅の「みどりの窓口へ行って「さくら」のグリーン車をと伝えたら、予定していた午前中の全てが満席で、午後3時台の列車しか空席がなく、仕方なくそれを購入して時間つぶしに阿倍野のアポロ座に行って「あなたへ」を観たが、お陰で新鳥栖駅で「特急みどり」に乗り換えて武雄温泉駅に到着したときは真っ暗だった。

旅館は宮本武蔵が「五輪書」を構想したゆかりある「東洋館」で、有名な楼門のすぐ近くだった。

夕食は有名な料亭が予約されていたが、最後に出るご飯物に全て野菜がネタになっているお寿司が出て来てびっくりしながら、妻が友人のことを「優しい人ね」と感動していた。
旅館に戻って就寝前にテレビでニュースを観たら、朝から阿蘇山が噴火して熊本空港が閉鎖されており、その影響で「さくら」の満席という事態を理解した。

或アンケート調査で「行っていない県は?」の1位になったのが佐賀県だったが、我が夫婦は呼子や嬉野温泉にも行っており、その結果に驚いていた。

呼子は3回行ったし、武雄温泉にも2回宿泊した。楼門にある浴場にも入ったが、豊臣秀吉の時代に朝鮮半島に出兵して負傷した人達も利用していた史実があり、呼子で宿泊した「大望閣
」も名護屋城址のすぐ近くだったので観光パンフを見ながら歴史の勉強をすることになった。

呼子に行くのは大変である。博多駅から地下鉄とJRが相互乗り入れをしている「筑肥線」で「姪浜」を経て唐津駅まで行き、10分ほど離れたバスセンターから路線バスで呼子に行き、ホテルまではコミュニティーバスを利用して名護屋城址方面へ行くのだが、運転手さんがうっかりと通り過ぎてしまい、Uターンをして貰ってホテルの下まで送って貰った思い出もある。

呼子の名物は「イカ料理」で、透明の立派なイカが食べられるので特筆だが、呼子バスセンター近くで開かれている「朝市」も度の観光ポストとなっている。

初めて友人が呼子のイカ料理に連れて行ってくれたのは海辺の料理屋さんだったが、3回目は呼子大橋を渡って加部島の料亭で、海の景色が絶景だったことを覚えている。

伊万里焼の郷にも案内されたが、佐賀県には行くべき所がいっぱいある。2年前の正月の3日に帯状疱疹に苛まれ、ネットで調べたら温泉で温めるのもよいとあったので、「平山温泉」「雲仙温泉」「嬉野温泉」と3泊したが、武雄温泉駅で再会を約束していたので昼食を共にしたが、その際に嬉野温泉で利用した旅館を伝えると「私がお参りに行っています」と云われてびっくりした。

友人は宗教者になって檀家さん達を回っているそうだが、その旅館も檀家さんで女将さんとも親しくしていると聞いてびっくりした。

昨年に武雄温泉に行った際、夕食は嬉野温泉の温泉湯豆腐のコース料理で、これが何とも言葉で表現不可能なほど美味しかった。

山陰や北陸に行くと「蟹料理」が多いが、全く「蟹」が駄目な私は、懐石料理の大半を残してしまうので「すき焼き」をお願いできる旅館を探している。昨年に行った湯村温泉の「井づつ屋さん」にも「すき焼き」をお願いしたし、今春に云った三朝温泉でも岩崎旅館さん」で「すき焼き」を選択した。

今日もアポロシネマから帰宅する際、アポロビル内にあるエスカレーターで降りるのが恐ろしく、私だけエレベーターを利用したが、天王寺駅で大阪環状線に乗ったら、録音されて車内アナウンスで「次は桃谷」と流れたので多くの人達が驚かれていた。

これもヒューマンエラーだろうが、JRさん、しっかりお願いしたいと伝えたい。

今日の写真は野菜ネタだけのお寿司を。
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