2018-12-05

親交も腰も温めて  NO 8394

旅館の夜食数日休載していた。腰痛や手足の冷えを和らげようとお気に入りの平山温泉「湯の蔵」に行き、いつもの部屋で露天風呂に5回入って来た。

部屋にある露天風呂は4人でも一緒に入れる広さがあるし、ボタンを押すと熱い湯が2分間出て来る源泉かけ流しの温泉で、先月の北海道旅行の出発の日に痛めた腰への効能を期待した。

北海道ではニセコの「紅葉音」や登別の「花ゆら」では部屋に露天風呂があったが、痛めた腰を冷やすべきか温めるべきが不明で、安全を第一に「烏の行水」を1回だけにしていたので今回は温める目的がはっきりしていたので癒されて来た。

今回で私は7回目、妻は8回目になるが、また熊本の友人夫妻にお世話になって恐縮した。

新幹線で博多に行き、地下鉄で天神で西鉄の特急に乗り換えて柳川へ行ったが、師走の時期に異常な気温で車内でパンフレットを団扇代わりにしている方もいた。

柳川にはうなぎ料理の店がいっぱいあるが、老舗の「若松屋」に親戚が長年勤務しているところからいつも立ち寄っているが、7月の時は余りの高温気象に熱中症の危険性があり、食事を済ませてから「北原白秋記念館」でタクシーを手配して貰って帰ったこともあり、今回はゆっくりと食事の時間が過ごせた。

柳川駅から西鉄で大牟田駅に行き、友人夫妻と再会してそのまま平山温泉に行ったが、天候不順で夜に露天風呂に入っている時に突然大雨になって湯の温度が下がってしまい、湯の出るボタンを何度も押していたが、折からの強風で散った落ち葉が湯船にいっぱい浮かんだり沈んだりで、備えてあった網で「金魚すくい」みたいに集めていたら
風呂桶にいっぱいになった。

朝食を済ませてから熊本駅まで車で送って貰ったことから、大牟田駅と熊本駅間の「つばめ」の乗車券と特急券が無効となった。

熊本駅の駐車場に熊本在住の友人夫妻が来てくれており、昼食を済ませてから彼の自宅に行って親交のひとときとなったが、奥さんが近々に手術を受けることをを知って励まして来たが、今回の九州行には不思議なご仏縁もあり、来年の5月に講演を依頼されたので夫婦で会場に来て貰うことを約束して来た。

もう20年近く前のことだが、ある宗派のご本山か別府で行われる教師研修階での講師を依頼されたことがあり、その時に受講されておられたご住職からのご仏縁だった。

ご本山から届いた講師依頼書には達筆な墨書でびっくりしたし、著名な高僧の記名と共に大きな印鑑が押されていたのが印象に残っている。

宗教者の皆さんや檀家さん達の受講もあるので責務の全うのために精進して発声練習と歩行訓練に励もうと思っているが、心から願いたいのは高度な音響システムの有無である。

会場に決まっているホテルに何度か宿泊利用したことがあるので安心だが、飛行機や新幹線の欠航や運休のことも考慮して前日入りするのが私のこれまでの流儀だが「交通機関の問題で講師が来られません」となったら出席された方々に失礼になってしまう。

数年前の北海道講演で関西空港発の当日便が機材の不具合から欠航となり、3時間後の便になると知って後悔したが、プレミアムクラスを予約していたことが幸いし、遅れていた別の航空会社の便に搭乗させて貰って1時間後に出発出来て安堵したこともあったが、それもコードシェア便の外国の飛行機が遅れたお陰で間に合った秘話があり、「他府県での講演は必ず前日入り」を改めて教えられた教訓でもあった。

今日の写真は平山温泉で何度か紹介した夜食の「おにぎり」の入った竹の皮のハウスを。
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