2020-04-06

大丈夫かな?  NO 8756

めぐり逢いいよいよ緊急事態になりそうで心配している。我々高齢者が感染すれば最悪で持病があれば尚更で、しばらくは外出を控えるようにしよう。

朝から区役所へ行った。直ぐ近くにある喫茶店でモーニングを食べようと思ったことが悪かったらしく、受付窓口に行くと30人ぐらいの待ち時間があった。朝食後の薬のことを考えたのがそもそものミスで、真逆2時間もロスするとは思っていなかった。

エレベーターの入り口や待合室のCM画面に葬儀社が6社も登場したのでびっくりしたが、高齢オ社会の到来を顕著に物語る事実だと感じた。


20年前に生命保険会社や厚生省が21世紀の高齢社会の到来で葬祭業が成長産業だと発表したが、その頃に異論を唱えて「斜陽産業」だと指摘して話題となり、銀行協会の主催するセミナーの講師に招聘されたり、総研各社の会議でその理由について解説したこともあるが、その指摘通りになった最近の家族葬の潮流だが、仏教界を初めとして様々な宗教団体から招かれたことも懐かしい。

当時の産経新聞の朝刊の見出しに「檀家であるけど信者じゃない」というのに目が留まり、妙に納得して読み込んだことを憶えているが、お寺と家のつながりから、住職と施主という人間関係が表面化することになり、胡座を掻いていたお寺の住職さん達が、本堂でもう一度正座してから考えなければ成らない転換期となり、檀家が激減したりして困窮されるお寺も少なくない現実を迎えている。

我が業界もビジネス戦略ばかりを打ち出し、「一日葬」や「半日葬」などを提案し、ドライブスルー型の焼香を売り物にする業者まで登場したのだから驚きである。

全国に点在する葬儀のプロ達が結束していた協会で重視したことは、礼節を欠いたらお終いということで、彼らはその地でオンリーワン、ベストワン葬儀社として存在している。

彼らの会社を訪問すると驚くことがいっぱいあった。私が死んだら葬儀をお願いしたいと思う業者があったので今でも交友関係が続いているが、一生に一度だけの大切な儀式を遺族に寄り添って手作りの葬儀を行う姿勢に感銘を受けたこともある。

「大切な人」の「大切な儀式」に「大切な宗教者」を迎える環境作りが重要と考え、「会場空間」を「儀式空間」に「神変」させることの提案をいくつかしたが、それらは今や全国津々浦々で実践されているので驚きである。

区役所で妻の保険証を貰って来た。早速明日朝に行くクリニックで使用するが、今日来られていた訪問看護師さんがメモ書きされ、「明日に処方される薬の整理をお願いします」とあったので気をつけたい。

遅めの夕食に出掛けたら、喫茶カローラが開いていたいたので玉子トーストを食べた。表に出て友人の割烹を見ると今日も看板の電気が消えている。毎日五条の山へ行って畑仕事をしている元気な友人だが、これまでに週一回の休業日意外に閉まっていた記憶がなく、時節柄心配になってきた。

一昨日に行った際は厨房でワケギの整理をしていたので店内はその香りが充満していたが、その時は風邪の様子もなかったので何事もないようにと手を合わす。

世界中の感染者の人数が半端じゃなく、増加の一途なので深刻だが、何やら数ヶ月や1年では終息不可能な感じがする。

昨日の記事の中に気になった内容があった。コロナウイルスは15日毎に進化しているというもので、それが事実としたら人間たいウイルスの戦争状態と言えるだろう。

まだメカニズムも不明なのでどうしようもないが、世界の科学者達に知恵を絞って欲しいと願ってしまう。

今日の写真は友人の割烹のオヤジが大好きな映画「めぐり逢い」からで、「ケーリー・グラント」と「デボラ・カー」である。私も何度かこの映画を観たが、主人公の祖母がいる島に立ち寄り、そこでピアノ演奏される主題曲が好きで、ピアノの先生に演奏していただいたこともあるので懐かしい。
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