2019-10-09

逸れてくれ!  NO 8601

外宮前の喜多やさんの店内にて 台風のことばかり触れて恐縮だが、昨年の21号の恐怖体験が離れず、またあのような目に遭いたくない思いに駆られている。

12日の朝から紀伊半島沖に到達するみたいだが、勢力が衰えてくれることを祈って手を合わせている。

前号で触れた伊勢市までのことだが、伊勢神宮の警衛のトップに幼馴染みが奉職したのを教えてくれたのも幼馴染みで彼は「豊ちゃん」と読んでいつも遊んでおり、昭和天皇の行幸の車列に日の丸の旗を振った時の仲間でもあった。 

酒好きと言っていたので心配していたが、もう一度会って話したかったのに亡くなったと知って寂しくなった。

私の名前は「栄三郎」だが、幼い頃は仲間達から「えいぞう」と呼ばれていた。地域の公民館に半鐘があったことを憶えているが、あるときの公民館の広い庭に青年会が大きなスクリーンを設置し、映画を放映してくれたのだが、私が生涯初めて観たこの映画は1954年に大映が制作した「ボストンマラソン」を題材にした山田敬三氏の実話に基づいたものであり、主人公の「上田栄三選手」に「根上淳さん」が扮していた。

「心臓破りの丘」というタイトルだったと記憶するが、家族挙げて鑑賞していたが、クライマックスになると「栄三頑張れ!」なんて掛け声と拍手が起こり、それから私は「栄三」と呼ばれることになった逸話となっている。

2回目に映画を観たのは大阪で「ゴジラ」だった。「ゴジラ」と同じような「アンギラス」という怪獣が登場していたことも憶えており、ずっと記憶のページに仕舞い込まれている。

「生」あるものはいつか「死」を迎えることになるが、数日前にBSの番組で宝塚の舞台を観たが、吉川英治氏原作の「宮本武蔵」を採り上げており、バックのホリゾントに「空・風・火・水・地」という文字が浮かび上がっており、それは「五輪」を表す文字であった。

「生あるものは大地に宿り、やがて大地に還って行く」という意味だが、墓地にある「五輪塔」に刻まれた梵字がその意味を物語っており、「空」とは「意識」で「風」とは「呼吸」、「火」は「熱」であり、「水」は母の胎内で水子何て言われる言葉にも使用されており、「地」は埋葬される大地と言うことになり、生まれて来た流れで上に上がっていくが、死を迎えるときは逆に下がって行くことになる。

そんなことを繙いたのは50年ほど昔のことだが、「空」を省いた残りの「風・火・水・地」は四大とも呼ばれており、それぞれの文字に「葬」の文字を付けたら、地球上で行われている「四大葬法」になってくる。

宮本武蔵が「五輪書」の構想を練ったのは九州と言われており、その縁ある武雄温泉の「東洋館」に宿泊したこともあった。

さて、不思議なことが続いている。前にも書いたが左半身の痛覚麻痺があって10年間左指の爪が伸びなかったが、今年になってから伸び始め、そのスピードがびっくりするほど速いのである。ひょっとして終焉の時期が近付いているのでは?なんて思っているが、先月に医院へ行った際に先生は「良い兆候だ」と言われていたのでそう思うことにした。

毎日散歩がてらに外食をしている。昨夜は焦点我を東に行って「力餅食堂」に入り、今日は疎開道路の喫茶カローラで「カローラ定食」を食べた。これには「コロッケ」も付いているが、昔から「コロッケ抜き」でお願いしており、スタッフの方が「コロッケ抜き」と厨房に伝えると、店内にいるお客さん達が驚かれる。

カローラではコーヒーと「スナック」をお願いすることもあるが、「ハム抜き」でお願いしている。

明石焼きで「タコ抜き」で注文するのだから自分でも呆れるが、こんな偏食はこれからも変わることはないだろう。

明日10月10日は「お好み焼きの日」だそうで、広島のオタフクソースのCMでそう言っていた。深いご仏縁のある尾道のピピの社長から「オタフクソース」や「カープソース」をいただいたこともあるが、広島風のお好み焼きを食べに行くと伝えたら、何処が美味しいかと10店舗も味見のために調べてくれて手を合わせたことも懐かしい。

今日はジャンボ梨で知られる九州の「荒尾梨」の宅配が届いた。「くまモン」の包装紙から出て来た梨の大きさは衝撃的で、直径18センチもあったからだが、もちもちとした独特の味は荒尾梨ならではのもの。いつもお世話になるばかりで恐縮しながら有馬温泉に招待したいと伝えているが、まだ実現していないので気になっている。

今日の写真は前号に続いて「喜多やさん」の店内で撮影した一枚で、タイガースファンなら一度はとお勧め申し上げる。
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