2017-12-18

風邪気味  NО 8061

巽橋他府県に在住する友人の奥さんから電話が。「夫が急逝しました」という悲報で衝撃を受けたが、体調が芳しくなく通夜も葬儀も参列が出来ず、メールで追悼の言葉を送ることになった。

何度か出掛けて食事を共にしたことがあるし、近くに知られる温泉地があるので案内して貰ったことがあるので残念で仕方がない。

「俺は100まで生きる」なんて豪語していた彼だったが、古希を迎える前にこの世を出立してしまった。急逝した病名は心筋梗塞だったが、高血圧と不整脈が引き金となったようだ。

一昨日に医院へ行った際に3種類の薬が増え、気になって「おくすりについて」というそれぞれの成分や副作用の説明書を読んだが、2種類が「グレープフルーツ」との因果関係が記載されており、今後も避けなければならない。

友人が服用している薬は「グレープフルーツ」「納豆」「ほうれん草」が要注意だそうで、随分前からそれを聞いていたので私も避けて来たことが正解だった。

テレビの番組で俳優の「樹木希林さん」が出演され、京都の食文化について採り上げられていたが、その中に禅宗の東福寺が紹介され、広報担当のご住職が登場されて懐かしく思った。

昔から何度も葬儀で導師を勤められたご仏縁があり、昨年も弊社の式場で久し振りに再会することが出来たが、テレビの画面に先代住職の面影を思い出すことになった。

番組は京都の「花街」についても採り上げ、舞妓さんや芸子さん達を部屋に読んで貰う食事や「仕出し」の裏側も紹介されていたが、初めて知ることも幾つかあった。

30年以上前のことだが、友人が京都の世界を体験したいと頼まれ、3人でそんな世界を体験したが、紹介をお願いしたのが前述の住職だった。

同行した2人の友人も亡くなってしまったが、昨年に亡くなった友人の通夜に行くと「京都での体験が楽しかった。忘れられない体験だった」とお母さんに語っていたそうで、大勢の親戚の方々の前で感謝の言葉を頂戴して恐縮することになった。

住職とのご仏縁から鴨川沿いにある著名な料亭でない子さんを囲んで食事をする20名程度の企画を何度か行ったが、記念撮影された写真から広がり、次々に開催しなければならなくなり閉口したことも懐かしい思い出となっている。

京都では次々に高級ホテルがオープンしているが、歴史ある「柊家」「炭屋」「俵屋」名旅館もあり、死ぬまでに一度は訪れたいと思うこの頃である。

今日の写真は京都で知られる「巽橋」を。
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