2018-05-24

もう10年が  NO 8207

高松駅 特急 いしづち昨夜から降っていた雨が上がった。明日は夏日のようで熱中症に気を付けよう。

「幸せ列車」で過日の「10年前の独り言」を読んでいたら懐かしく思い出した。大阪から車で講演会場である熊本市内の「ANAクラウンホテル」へ行ったものだが、講師を担当してから会食に参加、その後にバーで受講者と共にひとときを過ごし、支払い時に部屋番号とサインをしていたのに誰かが支払ってくださったようで、次の日のチェックアウトの際にフロントでクレジットカードを出したら、夜食に部屋で食べたカップ麺の料金だけだったのでサインをする際に恥ずかしかった。

その日は大津のゴルフ場で記念コンペも開催され、始球式を担当することになっており、しばらくゴルフをしていなかったので少し早目に行って練習するつもりだった。


阿蘇の景色が絶景という「大津カントリークラブ」だったが、もう一度ラウンドしたいと思ってその年の秋に大阪の友人達を誘って行くことにした。

1日目は「小岱山(しょうだいさん)」というゴルフ場だったが、何度かラウンドしたコースでも友人達は初めてだったので苦戦していた。

その日はグリーンランドにある「ホテル・ウェルデ」に宿泊。夕食は友人が連れて行ってくれたお気に入りの割烹で、大牟田駅近くの「一歩」は、今でも友人達が「もう一度訪れたい」と言っている。

2日目が「大津カントリークラブ」だった。雄大な阿蘇が見えるロケーションに驚いていたが、広いコースなので喜んでいた。

ラウンドを終えてから地元組の友人達と別れた。我々大阪組は何処か温泉へと車を走らせたが、黒川温泉にでもと考えている中でふと浮かんだのが杖立温泉で、自動車電話で予約の電話を入れた。

黒川温泉を通り過ぎて「びぜんや」という旅館に到着した頃には暗くなっていたが、熊本館と大分間の中間部にある本館の部屋が準備されており、夕食も突然客なのにびっくりするほど豪華だった。

食事を終えてから大浴場へ行こうとエレベーターで降りたら、廊下のと途中に黄色い線が描かれているので興味を抱いて案内板を読んだら、それが熊本県と大分県の県境になっていることを知った。

大浴場の露天風呂は川の中に設けられ、川の流れの音が大きく、会話も聞こえない程だったが、次の朝に別の大浴場に行った際に周囲が絶壁というロケーションにびっくりした。

朝食を済ませてから旅館を出発。九重の吊り橋に立ち寄ってソフトクリームを食べ、「やまなみハイウェー」から別府を経て10号線に沿って北上。小倉から九州自動車道で関門海峡を渡って山口県に入り、中国弩を走行して帰阪したが、自宅に着いたのは日付が変わる前だった。

こんな思い出話を書いているが、次の年の1月頃から体調異変を感じ始め、「3月になったらMRI検査を」と医師に指導を受けていたのに、2月真夜中の就寝時に発病してしまい大変なことになってしまった。

考えてみれば友人達を同乗させている車の運転中に発病しなかったものだと思っているが、その友人達とは定期的に会食を行っており、当時のことを懐かしく話題にしている。

過日の日田行きでも「久大本線」の鉄橋が豪雨の被害で日田駅と光岡駅間で代行バスとなっていたが、九州の豪雨は半端じゃない思い出がある。過去のニュース映像で「杖立温泉」や「天ケ瀬温泉」が増水した濁流で露天風呂が損壊していたのを見たし、阿蘇高原ホテルで遭遇した豪雨から早朝に脱出した体験もあり、その豪雨で「豊肥本線」が1年間不通になってしまったことを憶えている。

熊本の地震の被害で阿蘇付近が不通になっている「豊肥本線」だが、早く復旧することを願っている。

日田と光岡駅間の代行バスも、来る7月14日から久大本線が全通するので地元の人達も安堵されるだろうが、我々観光する立場も九州の東西が止まっていたことが解消するので大歓迎だ。

所用があって近々に四国に行かなければならない。ちょっと歩行に問題があるし、目も不自由になっているので保護者が必要となるので妻を伴うつもりだが、四国にも立ち寄りたい所がいっぱいある。

今日の写真は高松駅で撮影した「特急 いしづち」を。
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