2021-08-09

余韻に浸って  ǸО 8844

寺田町駅南口から撮影したあべのハルカス昼食でカレーが食べたくなって天王寺へ行こうと自宅を出たが、左手に杖、右手に傘を持っても台風の余波の強風が酷く、これは危険と源ケ橋の「力餅食堂」に変更した。

国道25号線の源ケ橋交差点の強風は地元で知られているが、今日の強風はまさに猛烈で、立って横断歩道を渡れる状態ではなかった。

置かれてあった毎日新聞の朝刊を開けたら、人気のある「川柳」の掲載ページが目に留まり、投稿者の作品を読みながら素晴らしい感性だと感心したが、その中に「弁護士は正邪ではなく勝ちと負け」なんて作品があった。弁護士は依頼者の利益を優先するのが仕事だが、時には悪いことに目を瞑って対応することもあり、それが将来にあって刑事罰になることもあるので世の中は思い通りに行かないものである。

先週の深夜のテレビでパリのエッフェル塔の特集番組を観た。パリ万博に石材の塔と鉄の塔の争いになり、鉄の塔に決定されたが、軟弱な地面での基礎工事の苦労や、住民から起こされた景観問題の訴訟を乗り越えたら、次に予算問題で暗礁に乗り上げることになったが、パナマ運河の工事を請け負った予算でうまく乗り越えた物語で、中々興味深い内容だった。

30年ほど前にパリに行った際、エッフェル塔に上がったが、古書が苦手な性格で、斜めになった足の部分に設置されたエレベーターが恐ろしかったことを憶えており、動き始めてすぐに後悔していた。

昨夜の閉会式で時期開催地のパリが採り上げられ、エッフェル塔の映像も流されていたが、国歌の「ラ・マルセイユ」を久し振りに聞いた。

昨夜のǸHKの音楽番組で「ウェイン・マーシャル」指揮とピアノのベルリン・フィルの演奏を聴き心の洗濯が出来た。

曲はガーシュインの「ラプソディー・ブルー」だったが、ピアノ演奏ではジャズ調のアドリブも入って素晴らしかった。

会場は野外コンサート会場だったが、数千人の聴衆が聴き入っており、アンドレ・リュウのコンサートみたいな感じも抱いた。

ベルリン。フィルの技術は高レベルだが、ゲストに迎えていた打楽器奏者も凄くてびっくりした。指揮者として知られるウェイン・マーシャルは、オルガニストしても有名で、その卓越したピアノ演奏は半端でないレベルである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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