2020-02-04

大丈夫だろうか?  NO 8701

武雄温泉 楼門ちょっと買いたい物があってコンビニに入ったら、商品が全く置かれていないコーナーがあってびっくり。商品名を見て納得、そこはマスクのコーナーだった。

困っている人や弱者に救いの手を差し伸べるのが普通だが、人間はそんな時に悪魔みたいな行動に出る人も少なくなく、高額な価格でマスクを販売しようとする罰当たりもかなり多いようだ。

昔、国道8号線で大雪で多くの車が立ち往生してしまった際に、おにぎりを1個500円で販売した人がいて俎上に上がったが、一方で無料で配った人もいたので話題になったことを記憶している。

東京ディズニーランドが値上げをしたことが話題になっていたが、これで待ち時間が短くなると歓迎する声もあるようで、我々貧乏人にはちょっと理解出来ない議論となっていた。

最近の空港の保安検査でもおかしなことが平然と行われている。上級クラスを利用している人達への優先レーンがあることで、並ばなくてもよいのが売り物になっている。

ラウンジなどの休憩場所の違いは容認できるが、本来は公平であるべき検査場で区別が生まれていることはおかしく、国際便のファーストクラスやビジネスクラスで機内で配られる優先パスもおかしいと思ってしまう。

区別は許されても差別なれば是正しなければならないが、おかしなことに「おかしい」という声が少ない社会になってしまったのだろうか。

新型肺炎の猛威が本当に恐ろしい。パンデミックにならないことを願うが、ウィルスは目に見えないので一層恐怖が募るし、我々のような高齢者が罹患すると思うとゾッとする。

8日間で1000床の病院を建設したという中国のパワーに一党政治国家の現実を思うが、香港の医療関係者のストが気になる。

全国のホテルや旅館のランキングで常にトップに登場する能登の加賀屋だが、別邸として「海乃碧」が存在するし、近くの旅館が閉業するにあたって買収して飛行機のLCCみたいなモデルを立ち上げたことも知られている。

他のLCCと異なる部分に加賀屋らしい誇りの仕掛けがあって話題を呼んだが、バイキング形式の中に「こだわり料理」を一品セッティングしているのは中々のセンスで、姉妹館「あえの風」の特質となっている。

なぜ加賀屋のことに触れたかというと、中国の病院建設につながるような出来事が過去にあったからで、それは能登地方を襲った大きな地震の被害で休業を余儀なくされた加賀屋に、建設工事でつながっていた大手ゼネコンが数百人の大工さん達を集めて応援に駆け付け、信じられない早さで営業が可能になったというもので、テレビの番組でも特集で取り上げられていたことも記憶している。

加賀屋は台湾にも開業しているが、日本の「おもてなし」の和の心がどのように評価されているか興味深いところだ。

和倉温泉には様々な旅館やホテルがあるが、その中の一つである「多田屋」のHPで紹介されているヒストリーはびっくりの世界で、鍋島藩や讀賣の正力松太郎氏が登場するので一読されることをお勧め申上げる。

鍋島藩が出て来たところで佐賀県の武雄温泉にある楼閣の温泉にお殿様が入っていたという浴室があったことを憶えている。

友人に教えて貰って誰でも入られる大浴場に入ったが、そこにはそこだけの温泉情緒が存在していた。

九州新幹線も武雄温泉駅から長崎までを近い将来に最高速度260キロの列車が走るというニュースもあったが、果たしてその頃までこの世に存命しているかは分らないが、開通したら是非利用したいものである。


武雄温泉で2泊したことがある。初めて行った時は宮本武蔵に縁深い「東洋館」で2回目はその真向かいにある「春慶屋」で、ロビーに大きなアンパンマンが置かれていたことが印象に残っている。

あちこちの観光地のホテルや旅館を利用するが、宿泊料金による差額をスリッパや浴衣で分けるシステムには抵抗感が強く、そんなところで優越感を覚えたくないものだ。

今日の写真は佐賀県「武雄温泉」の楼閣を。
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