間違いなく台風１９号が襲来するようだ。昭和３３年の狩野川台風に匹敵する大雨が降り、浸水被害が予想されると気象庁が発表していたが、千葉県に甚大な被害をもたらせた台風１５号の３倍の大きさ、昨年の台風２１号の２倍の大きさがある事実に衝撃を感じている。

またあのような恐怖体験をすることになるのだろうか。国会中継を観ながら小泉環境大臣の答弁を聞いて国際的な閑居対策は大丈夫なのかと心配した。

地球環境に真剣に取り組まなければ素晴らしい地球という星に人類は消滅すると専門家が指摘していたが。海水温度の高さが台風やハリケーンを発達させる事実に考えてほしいものである。

野党から大臣就任前から豹変したと指摘された小泉大臣だが、政府の一員として内閣を支えるのが大臣の務めなんて弱々しい答弁で逃げており、彼に期待していた多くの国民が失望したのではと思っている。

出掛けていると携帯電話がブルブル。相手はお世話になっている医院からで、２週間毎に受けている処置が明日なのだが、台風の問題から今日の夜にと言われたので行ってきた。

先生の奥さんから昨年の台風２１号の我が家の被害について話題となり、「外壁に大きな穴が空いていたのでびっくりしたわ」と心配されたが、４階の壁を内側からぶち破ってブルーシート対応をして貰い、建設業者のスケジュールの都合で一週間後に足場が組まれて工事が始まった。

どこからか飛来した物が当たって穴が空き、そこから暴風が入って被害が大きくなったように想像するが、窓の全てのシャッターを降ろして対策を済ませた。

携帯電話のことが出たところで私の携帯電話について触れるが、カメラ機能もない私のドコモの電話は、２週間ほど前に自宅の電話にドコモから電話があり、携帯電話をスマホに変更されませんかと勧められたが、病気の後遺症で指が不自由なのでスマホはちょっと無理と答えて断った。

昔から携帯電話は掛けることと掛かって来るのを受信できるだけでよいと考えており、友人達がスマホの画面に語り掛けて検索をする機能に羨ましいとは思うが、高齢になると面倒なことから避けてしまうのも事実であり、近い将来に考え直すかもと思っている。

狩野川台風は関東圏のことだが、それで思い出したのが愛媛県の大洲にある肱川の上流にある狩野川ダムで、大型のヘラブナが釣れるというスポットがあり、私の車でオレンジフェリーを利用して出掛けたことがあるが、釣り宿に記録されているノートに俳優の「近衛十四郎」さんと「松方弘樹さん」が前日に来られており、４０センチ以上をいっぱいという釣果があったので期待したが、全く釣れずに帰阪した思い出が懐かしい。

同行されたお二人は亡くなられたが、葬儀の時にその時のことを語っておられたことを知り、私の人生では忘れられないページとなっている。

大洲と言えば朝ドラの「おはなはん」で知られるが、四万十川に行くのに松山駅から宇和島に向かう途中に「大洲」があり、感慨深く思い出してしまった。

台風１９号の中心部を表す「赤丸」の暴風圏は６００キロもあるそうで長時間の恐怖となる覚悟をしている。もしも停電になったら大変とコンビニで食料を買い込んで来たが、店内には多くのお客さんが並んでおり、皆さんのカゴの中にはインスタントラーメンなどがいっぱい入っていた。

明日の朝から強風が吹くみたいだが、甚大な被害を受けた千葉県などの皆さんのことが心配だ。我が家がブルーシートの状態で次の台風が襲来する前に友人に心配だと相談したら、「プロが対処した物なら大丈夫だ」と言われて安心したことを思い出す。

今日の写真は過日の帰路に利用した近鉄特急「伊勢志摩ライナー」の車内で撮影した１枚を。