2019-08-15

もう来ないで!  NO 8553

熊野川ジェット観光船超大型の台風の大きさにびっくりした。九州から東北まで包み込む大きさで、室戸岬で41,9メートル、白浜空港や岡山でも30メートルを超す強風が記録されていた。

我が大阪への強風は然程でもなかったのでホッとしたが、夜になってからの雨脚が強くなり、大阪市でも「3」の注意報が出ていた。

ニュース映像に流れるテロップに気になることがあった。それは熊野川の中流で反乱の危険があるというものだった。8年前の大水害で大変な被害に遭った地元の方々だが、また同様な被害が発生しないように祈った。

4年前に関東に在住する孫が2人来阪し、「熊野古道」へ行きたいと言うので「特急くろしお」を利用し、那智の滝に参拝して勝浦から太地のホテルで宿泊したことがあった。

新宮駅に到着してからバスを利用して熊野川に沿って遡り、「ジェット船観光」で瀞八丁見学をしたが、船中から見える崖の茂みにおかしな物が引っ掛かっていることに気付き、それが水位が上昇した時の爪痕であるビニール袋だと知った。

水面から15メートルも上にあるのだから驚きだったが、観光船が出発した道の駅も水害の被害に遭ったことを知ってびっくりしたが、舟が係留されている川面まで急峻な階段を随分と降りたのだからどれほど凄い状況だったか推察することになった。

テレビの中継映像で熊野川の橋が写っていたが、8年前の水害時には橋を越す状況だったそうで衝撃だったが、利用したタクシーの運転手さんが勝浦駅の駅前も冠水状態になったと教えてくれたことを思い出した。

自然の猛威は想像を絶するレベルに達することもあると理解しておかなければならず、昨年の21号で体験した恐怖だけは二度とご免だと再認識した。

関西空港連絡橋や明石大橋、大鳴門橋なども通行止めになっていると報じていたが、山陽新幹線や九州新幹線の運転見合わせや飛行機やフェリーの欠航で大変な目に遭った人達が多いと想像した。

今夜の特集番組の中でびっくりした事実が表面化していた。陸軍が主体と考えられていた「2・26事件」は、海軍も情報入手に行動していたことが記録が発見されて新しい歴史の事実が書き換えられた。

決起の意週間前に首謀者達の名前やターゲットになる大臣達のことも把握していた事実があり、秘められた密約なども解説していたので興味深く観ていた。

毎日様々なニュースがあるもものだと思っているが、東北道の佐野サービスエリアのストライキ問題も信じられない出来事で、社員側がパワハラ的な経営者の退陣などを求める行動みたいだったが、謝罪する社長の哀れな姿も印象に残った。

「2・26事件」もこのストライキ事件も共通するのは決起する動機の問題で、耐えられなくなった思いが募っての行動と言えるだろう。

独裁者国家や独裁経営者の企業にはそんなクーデター的行動の心情が燻っている背景があり、表面化したら最悪の結果になることは常識だが、それが分からないのが独裁者の姿勢であると指摘したい。

テレビのCMで住吉大社での結婚式があった。小学生時代のお正月に住吉大社に行ったら大きなテントが張られてサーカスを興業していたのを目にした思い出がある。サーカスと言えば「美しき天然」の旋律が浮かぶが、1902年に世に出たこの曲はチンドン屋のジンタのリズムとしても知られており、分からない人はネットで聞くことが出来るのでどうぞ。

ワルツ調の旋律だが、作者は九十九島の美しさイメージされたそうで、佐世保の女学校で歌われていた歴史もある。

今日の写真は熊野川のジェット船で立ち寄る休憩所で撮影した物である。
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