まさかデベロッパーと関係するなんて想像もしていなかったが、高層タワーマンションの予定から葬儀式場の建設に方向転換された背景には、コロナ問題が深刻で今後も続くとの判断からで、しっかりとしたメーケティングも進んでいて驚かされた。

彼らの本気度は恐ろしいぐらいで、中途半端な提案をするなんて一切許される空気はなく、過去に私が担当した「太平洋戦争全物故者追悼式」に関係した人物もいるので期待度が高く、少し時間を頂くようにお願いした。

私が１０億円以上の負債を抱えてというような心配はなく、大手の銀行も参加メンバーなのでソフトとノウハウを与える仕事となる。

話が大きいので地面氏詐欺のことを思い浮かべたが、私から取る物なんて何もなく、現在では契約締結も行われていないので数日後の会議に臨みたい。

目がいよいよ深刻になり、ここからは横着ながら「１０年前の独り言」から転載を。

休日を前に　　ＮＯ　２６３９　2010-04-24

　数日前の朝刊で定期的に掲載される曽野綾子さんの文章に眼が留まった。タイトルに「現代人の幼児化」とあり、その深刻な現実について提起されており、昨号で触れた大阪府知事のことに重なって仕方がなかった。

　同じ朝刊に平松大阪市長の取材内容も掲載され、反対する人は敵と考える知事に対する強い反対意識が記述されていたが、喫茶店に集う常連さん達にも同じ思いを抱く人が多く、７人の子供の父親としては考えられない思想だという厳しい意見もあった。

　ガキ大将が大人になったというようなタイプを何人も見てきたが、その周囲にいる人達が本音を秘めて接している滑稽さが見て取れるもの。そこに「裸の王様」と揶揄される所以があるのだが、気が付いた時に周囲に誰もいないシナリオへと進んでしまうのである。

　さて、人間には欲望がなければ生きられないという弱さがあるもの。「＊＊を食べたい」「＊＊へ行きたい」などの「たい」があるからこそ行動に至るものだが、そんな目的のひとつで遠いところまで歩いたのに「そんな！」という結果となって疲れ心頭という思いに陥った。

　過去に何度か書いたことがあるが、好物である「おかき」を求めて近鉄線の今里駅近くの店舗まで行ったのに、シャッターに「定休日」の張り紙。仕方なく帰路も歩いて戻ってきた。

　往路の途中で友人のところへ立ち寄ったが、帰路は偶然にライオンズクラブの仲間だったメンバーの会社の前を通り、私の姿に気付いてわざわざ出て来てくれ、久し振りの昔話に花を咲かせた。

　 朝刊には駅弁で知れる「水了軒」の破産、夕刊には英会話学校大手の「ジオス」の破産ニュースがあったが、急変する社会情勢に対応するファジーな考え方も重 要で、アイスランドの火山噴火で混乱したヨーロッパの航空会社の中で、４社に破綻の危険性が表面化というニュースにも考えさせられた。

　台湾まで６０００円、シンガポールまで１４０００円というアジアの格安航空会社のことが掲載されていてびっくりしたが、安全に対する姿勢は？と考えるのは私だけだろうかと疑問を抱く。

　 そんな中、過去に我が家で行われていた英会話教室の先生だった女性がオーストラリアから来日、妻や友人達と久し振りに会っていたが、今回の来阪で宿泊され るホテルのことを聞いてびっくり、外国人に低料金で人気の高い西成区のホテル。新今宮駅のすぐ近くに在し、近くに愛隣センターがあるところから大阪人でも 避けるイメージがあるところだからだ。

　ホテルや旅館で最も重視したいことは安全で、特に火災については恐怖が募る。故に安心感を抱けるところが基本となる。前述の格安航空会社にも同じだが、安全は当たり前の義務である。

　さて、数日前の葬儀のことを。お父様の葬儀にあって娘さんの謝辞に感銘を受けた。そのお言葉が参列者が抱かれていた重い心情を救ってくれるほどだった。不幸の中でそのひとときだけは「不幸でない」ような時間が流れていたようだった。

　丑三つ時を過ぎた頃に昔のゴルフ仲間から電話が。身内の不幸で葬儀の依頼だったが、すぐに会いたいということで式場で待ち合わせて出掛けたのだが、服用している薬の関係からかフラフラして参った。

　今日は、土曜日。午後は休診ということから念のために真向かいの医院でチェック。違和感を覚える症状を訴えたら想定内の範囲だという結論。

今日の写真は前号に続いて観光列車の車内を。