2018-03-31

ちょっと長いけど  NO 8158

三江線午後に行われた葬儀に参列したが、今日の女性司会者に気になることがあり、若い女性司会者を呼んで伝えておいた。

基本的に問題なくアナウンスが出来ていても、マイクで息を拾ってしまうが気になるということだが、意外と気付かないケースが多く、これまでの歴史の中で指導したこともあった。

さて、JR四国で黒字路線は瀬戸大橋線だけというニュースがあったし、JR北海道でも大半が赤字状態で廃線予定になっているところも多い。

北海道新幹線も2年目を迎えて利用客の減少ニュースが出ており、鉄道の将来について不安を感じてしまう。

そんな中、全国各地で次々に登場している観光列車の人気が高く、プラチナチケットというケースも多いし、何度も申し込んでも当たらないという列車もある。

何度か書いたように我々夫婦はJRの「ジパング倶楽部」に入会しており、乗車券、特急券、グリーン券の全てが3割引きとなっているが、飛行機には75日前までの割引料金の設定があり、大阪と大分間を「5800円」や熊本と大阪間を「7100円」なので衝撃的で、こんな事実を知ったらJRを利用しない人が増えてしまうだろう。

鉄道ファンには「撮り鉄」「乗り鉄」「葬鉄」「飲み鉄」「録り鉄」などが存在し、動画を収録したり線路を走る音を録音している人もいる。

人気ドラマ「相棒」の鑑識担当で知られる「六角精児さん」は「飲み鉄」で有名で、鉄道の旅番組で痛風なのに酒を飲んでという歌詞の歌まで歌っているので面白いが、少し前に観た番組では今日で廃線となった「三江線」を採り上げていた。

途中下車で飲食店に立ち寄ったり造り酒屋で試飲をするのも興味深いが、如何にも「飲み鉄」らしさのある内容の番組なので楽しみである。

ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。

少しだけ楽に  NO 2160   2008-03-25

真向かいの銭湯へ。いつものように最終客と思っていたら、7人ものお仲間が。考えてみれば、近くの源ヶ橋温泉が定休日。オーガニスト・ソルトとの標示がある美しいブルーの湯、少しヒリヒリ感があったが心地良かった。

茨城県の土浦市荒川の駅で、信じられないような殺傷事件が発生。すぐ近くの土浦駅は過去に何度も「上野駅」に向かう常磐線の特急「フレッシュひたち」に乗車したところ。それだけに「被害者になるな、加害者になるな」という私の口癖を何とも言えない複雑な感じで思い出してしまった。

いつ被害者になるか分からない社会、過日の九州往復の高速道路のサービスエリアに掲示されていたグラフ表記にもびっくり。単純な勘違いや認知症などで高速道路を逆走する事件が増えているそうで、その大半が走行車線を無意識に走っているとのこと。それは、正常に走行する側にとっては逆の追い越し車線側ということになり、その比率が95パーセントと知り、微塵も感じることのない想定外のことで思わず身震いするような現実だった。

今日、生かされているということは、考えてみれば不思議で非常に幸運なことになるだろう。居眠り運転なんて、日本全国で山ほど起きている日常茶飯事のこと。その上に愚かな人達が飲酒運転で走っているのだから恐ろしい。改めて「加害者になるな!被害者になるな!」の言葉を復唱したい。

「しまった!」が「反省」で済む範囲内なら幸運だが、「後悔」となったら救いのない悲劇が両者に起きる。だからこそ事故を起こさないように安全運転を励行するのである。

中国道には急カーブが多く、スピードの出し過ぎが極めて危険だが、私は、山陽道と合流する山口ジャンクションから下関までの区間が大嫌い。中途半端なカーブと交通量が多く、大事故に巻き込まれ易い道路環境のように感じるからだ。

来月も再来月も九州行きが入っている。講演を行う会場となるホテルまでの片道の距離は「750」キロであり、往復するだけでも「1500」キロとなる。長距離運転は気分転換につながり、好きな音楽を耳にしながら走行するとストレス解消ともなるが、走れば走るほど事故の危険性がアップすることは周知の事実。 しかし、街を歩いているだけで、被害者になる危険性が非常に高くなっている事実も知りたいもの。そこで「今日ある人は、幸運!」となる訳だ。

さて、夕方、九州から来客が。過日の合同葬を担当された葬儀社の社長で、葬儀委員長様、喪主様と、ご遺族代表のご夫妻がわざわざ彼の会社にご来社くださったそうで、ご丁寧な御礼に互いに恐縮する出来事だった。

当日、多くの同業他社が見学に来ていたという事実も知った。九州の最大手の業者さんもおられたそうで、何かの参考になればとの思いを抱きながら業界の文化向上を願っている。

広島からわざわざ手伝いに来てくれた女性がいたが、彼女のブログに綴られた文章の中に、彼女らしい観点で捉えた「さもありなん」というようなキーワードが あった。それは、今回の合同葬参列者が過去に体験されたものとの違いに「今までのは、何だったの?」と<!?>が生じ、今後に会葬に行かれた際に「これは、違うだろう!」と<!?>となるのではということだった。

自身に出来ないことは「否定する」のがあらゆる業界の常だが、やりたいと 思う心情がなければ成長は始まらないのも事実。式次第の流れの中で感じていただいたこと、それはこれまでに経験してきたことの集大成を組み上げたひとつの 形式だが、会場の静寂な雰囲気を大切に考え、失礼な表現で恐縮だが、義理的会葬者の皆様に「退屈させないこと」と、偉そうに言えば、故人のご逝去によって、参列者全員が「やがて」この日を迎えることをお考えいただく「葬送そのものの本義」であり、それが私の使命感の行動ともなるだろう。

進行の中には次の日から実行可能なこともあった筈だが、そこに至ったプロセスを知らなければ本物には到達出来ないことも事実。葬儀という仕事に携わる人達は、究極のプロの仕事だと自覚していただきたいと願っている。

今から、明日の式典で担当するナレーターの原稿を創作する。夕方から始まる式典を終えたら会食を途中で抜け、戻ってから地域役員の会議に出席しなければな らない。月末から来月初旬の予定がぎっしり。温暖な気温の上昇と共に腰痛が楽になるだろうが、過日の長距離運転の疲れだけは「タオ療法」の指圧の施術を受 けたいと思っている。

今日の写真は今月末で廃線となった「三江線」を。
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