2018-01-10

おかしな体調  NO 8084

10年前に運ばれた病院箱根の小涌園が今日で閉業となった。老朽化という背景があるようだが、40年前の夏に宿泊した時のことを思い出して懐かしい。

半年前頃から膝下に異変を感じ始めたが、それが「冷え」として深刻になり、歩行していると足の裏までおかしな感じがするようになり、就寝中に寒くて目が覚めるようなことが何度も起きている。

そこで何か対策をということで昨日に阿倍野のビックカメラに行って「アンカ」と「電気敷き毛布」を購入して来たが、電源を入れてしばらくすると温かくなるのは手で確認出来るが、冷えに問題のある膝下がそれを感じてくれないのでおかしな状態。

それこそが知覚障害ということになろうが、徐々に酷くなりつつあるので気に掛かる。

10年前のこの時期におかしな兆候を感じ始めて逐一医院の医師に伝えていた、その1年前に腹部の大手術を受けた際、執刀医や麻酔科医から受けた説明の中に「心筋梗塞」や「脳梗塞」の恐れが高まると言われ、その原因となるのが手術中に動脈の血液の流れを停止させるからで、改めて血液を流すと血管内の不純物が血管内流れ始め、心臓周辺で詰まったら「心筋梗塞」で、脳内なら「脳梗塞」という衝撃的に恐ろしいものだった。

心配性な性格だが全身麻酔なら何をされて構わないという覚悟が出来ており、自分で手術台に上がったので手術スタッフが驚かれた患者と言われたが、手術が成功した後、24時間の集中治療室で過ごして病室に戻り、二日間不思議な幻覚の中で過ごしたことを憶えている。

それは天井や壁に金色の鳳凰の柄が見えたからで、<ここは極楽か!?>と言ったら付き添っていた妻から「おかしなことを」と笑われる出来事であった。

さて、10年前の兆候だが、この「独り言」の訪問者の皆様で同じような兆候があればすぐに医療機関へと考え、何度か書いた異変について再度書くことにする。

始めに手の指の痺れを感じ、数日後に左足の踵が固まっているような感じがしたが、どちらも次の日には改善するのが一過性脳梗塞の特徴だと退院してから知ることになった。

銭湯の湿式サウナの蒸気に触れているのに右足の膝の裏側に冷たい風を感じ、それを一緒に入っていた友人に伝えると「なにをおかしなことを?」と一笑された。そして湯船に入ると左半身が水風呂に感じる不思議なことを体験。その数日後に視野が狭くなって眼科で検査を受けたら視野の異常が発覚したが「年齢の所為でしょう」ということになった。

それから数日後のこと、葬儀の司会をしてナレーションをしている最中に2秒間ほど呂律が回らなくなり、終わった時に横にいた女性司会者から「おかしいです。すぐに病院へ行ってください」と言われたが、発病してしまったのはそれから数日後のことだった。

深夜の2時半に就寝したが、気持ちが悪かったのか午前4時半頃に目が覚め、何か体調がおかしいことに気付いた訳だが、和室の畳の上にホットカーペットを敷いた布団に寝ていたので左手をカーペットと布団の間に入れて音頭を確認しようとすると全く感じることが出来ず、続いて右手で確認しようと動かしたらコントロールが不可能で、そこで枕元に置いてあった血圧計で計測したらびっくりするような数値で、間違いなく脳梗塞を発症したと考えた。

携帯電話で自宅の番号につなげると3階で就寝している妻が出てくれ、異変を伝えて救急車の手配を頼み、異常な喉の渇きから水を持って来てくれるように願ったら、すでに喉の部分に問題が発生していたところから気管支に入ってしまい想像を絶する苦しい症状となった。

数分後に救急車が到着してくれたが、車内に搬送されても受け入れ先の病院が中々見つからず、30分も無駄な時間を過ごしてしまい、結果として発病から3時間以上が経過してしまい後遺症に至ってしまったものである。

1月の半ばから次々に異変を感じ、医師が「3月にMRI検査を」と進んでいたのに2月に発病してしまったのは運が悪かったのかもしれないが、その時に血液がサラサラになる薬を服用していたら避けられたかもしれないという後悔もあるのも事実。

今、当時と同じような兆候が出ている。先月の受けたMRI検査では問題なかったが、この手足の冷えの原因は何だろうと思いながら電気毛布を使っている。

お陰で寒さで夜中に目が覚めることはないだろうが、再発だけはないようにと願っている。

今日の写真はその時に救急車で運ばれた病院を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net