2017-07-02

厳しい猛暑  NO 7007

点滴昨日の深夜、日付が変わる前に北海道で「震度5弱」というかなり大きな地震があり、それから1時間後に九州の阿蘇山付近を震源とする大きな地震が発生したので驚いたが、今日のニュースでは台風が接近中とあったので心配をしている。

自然のパワーは計り知れないもの。故に謙虚に考えるべきものだが、時に隙を見せた時に甚大な被害が発生することになるので気を付けたい。

満身創痍の状態で杖を手に歩いているが、この数日の猛烈な暑さには参ってしまう。水分不足になれば間違いなく熱中症になる危険性が高いし、目が不自由になりつつあるので余計にフラフラ感が強くなる。

今日も「幸せ列車」で紹介されていた「10年前の独り言」から転載を。

腰痛注意報?  NO 1903   2007-06-28

朝から<肖りたい!>心情で102歳のお方の葬儀式場へ行った。このご高齢から、あまり故人に関する情報はなく、オリジナル「人生バージョン」でナレーション原稿を創作し、女性スタッフに担当させた。

高齢には「宿命」がある。お友達を送ってばかりの人生、気がついたらご自身の周りに誰も友人が存在しなかったということ。それらを中心に組み上げ、明治39年お生まれから繙き、6歳の時に明治天皇崩御、二十歳の時に大正天皇崩御、激動混乱の昭和の時代に迎えられた終戦の時に39歳という時代背景で語らせ た。

開式後、しばらくすると参列者の中にお寺さんがおられる。すぐに担当者が対応し、中にお迎え申し上げ、ご焼香は僧籍にあられる方として特別にご案内を。

定刻でご出棺した後、すぐに本社へ向かう。何とか滑り込みセーフというタイミングで到着、役所から持ち込まれた数台の体脂肪測定器で100名ぐらいの方が計測、それぞれの結果にそれぞれの表情が垣間見えるロビー空間であった。

会場にセッティングした椅子席は満席、女性と男性の比率は9対1というところ。講演前に壇上で会長さんがご挨拶、その中で「この会場、いつもの区役所と違って音響が最高なの。喋っていても心地よく、ずっとお喋りしたい気持ち」と仰って盛り上がる。

その後、約1時間半の講演を担当したが、結び時間前に質疑応答の時間を。前にも何度か書いたように、素朴な質問に我々が真摯に受け止めなければならない発見があるので嬉しいこと。今日も貴重なお2人のご質問に心から手を合わせた。

講演の最中、階下の事務所内は仕事の実務で大変な状況だったよう。参加者の皆さんをお見送りしてから女性司会者研修を始めた。昨号で私が咽喉の心配をしていたのに、何と受講されるご本人が風邪で咽喉の調子が最悪の状況。痛々しいぐらいで熱がないことを伺ってから決行したが、明日にでも耳鼻咽喉科に行かれる ことを切望する。

咽喉の症状が慢性化すると恐ろしい。それはプロにとって最悪のこと。早期治療が何よりで、入院体験したことからアドバイスを。

気が付けばお通夜へ行く時間、すぐに式場に行き音響をチェック。今回の音響は、いつもと異なるプロ仕様。オペレーターがおらず、それぞれの機能を理解するのに苦労した。

お寺様のご法話、「死というものは医学と法律の世界で定義されたもの。仏様のものさしで考えると異なる世界がある」という言葉に皆さんが頷かれ、私も「!」という重みのあるお話を拝聴した。

ご退出後、奥様と娘様とご一緒のひととき。お二人揃って「こんなに多勢の弔問者が来てくださるなんて」とのお言葉が。そこでインテリジェンスあふれる故人との思い出話を申し上げたら、娘様が「父って、そんなところが!」とご遺影を見つめられた。

そんな事情で予定されていた「通夜ぶるまい」が足りず、担当者が「助けてください」と近くの御寿司屋さんに電話をしていた。

ご夫妻だけのご自宅の場合、他府県におられる息子さんや娘さんには、地域に於ける「つながり」を把握されないことが多く、担当スタッフの説得力では中々ピーンと来られない環境があり、並行して「余ったらどうするの?」という責任も生じる。

こんな場合、一般的に「足らない方が好い?」とは言えないが、緊急に追加可能というパワーがサービス業として重要だ。

昔からスタッフに言ってきたことの中に「素人さんから指摘されるのはプロの恥」というのがある。小さなミスが大きなミスを誘発してしまうから。そんな環境が生まれる危険性が怖いのである。

それを無くすための心構えが「羞恥心」を持すということ。だから、これも「恥の文化」という我が国の根本的なキーワードであり、いつまでも大切にしたい伝統ではないだろうか。

今日の写真は入院することのないように願って点滴を。
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