2016-03-29

そうだった  NO 4809

竹林の湯「幸せ列車」のページで管理人さんの善意で「10年前の独り言」を紹介いただいているが、この数日は休載となっていた。それは10年前に大手術で入院していたからで、今日の号で再開していた。

全身麻酔なんて初めての体験だったが、不思議な体験もあったし、幻覚みたいな出来事もあったことを書いていたが、それらは嘘偽りや客黍の一切ないことで「また生かされることになりました」としたためていたが、その1年前に自身の腹部の異変を感じて医院で検査を受けて発覚したのだが、医院の先生に「お腹に心臓があるみたいで」と動悸を強く感じると訴えると、「そんな馬鹿な?」と超音波で検査されると「ほんまやわ。あったわ」と腹部大動脈瘤が発覚した。すぐに大阪赤十字病院を紹介されて循環器の部長先生の診察を受け、約1年間の追跡チェックを受けていたが、万が一のことを想定したら大阪から離れないでくださいと言われ、他府県での講演も不可能になり覚悟を決めて手術を受ける決断をしたのであった。

手術がうまく進んだことでこうして10年後もこの世に存命しているが、その間に別の疾病で4回も入院しており、その内の3回は数日間の絶食を強いられる闘病生活だったので、今は再発しないように食生活をで厳守するように過ごしている。

さて、来月早々に小学生時代の同学年が集って同窓会を兼ねた「古稀の会」が行われるが、どうしても出席が出来ないので欠席を伝えるメールを実行委員の感じに送信したら、すぐに返信があってメールの内容を当日の会場で紹介するという内容があって恐縮したが、今日はそんな「古稀の会」に関して思うところがあったので第2信を送信しておいた。

それはすでにこの世を出立してしまった人達の存在のことで、70歳となれば少なくないと想像しながら、「あの世」に行ってしまった人達に送る言葉を伝えたかったからだった。

人を送る仕事に従事して来たこれまでだが、私の創作した「司会の言葉」が今でも全国的に語り継がれて使用されているみたいで、そんな中で宗教を超越した世界を考えて創作した言葉もあり、その中の一部を選んでおいた。

午前中、久し振りの友人から電話があった。いつもこの「独り言」を開いて体調のことを心配して貰っているが、来月の予定の確認があって一緒にお好み焼きでも食べようということになった。

ニュースを観ているとまだ飲酒運転をして事故を起こしている愚かな人が報じられていた。居酒屋で酒を飲んで自宅に戻り、車でラーメンを食べようと出掛けた途中で救急車に追突したという信じられない事故だったが、手術をしなければならない患者さんを搬送中で、奥さん、娘さん、隊員が負傷したそうでそんな災難に気の毒に思えた。

過日に東京でパトカーの追跡から暴走してタクシーに激突して運転手さんを死亡させた飲酒運転だが、時速130キロも出ていた事実を知って衝撃を受けた。こんな危険な若者が町を走行していると考えるだけでゾッとする。

山陽道の広島県八本松のトンネル内で追突事故から火災が発生した惨事だが、運転者が居眠りをしていたこととオートクルーズで時速90キロに設定していた事実が判明反していた。

何度も九州方面へ車で走行した体験があるが、私はいつも時間が掛かるし山間部なので大変だが、中国道を選択していた。それは通行量が山陽道に比較すると随分と少ないところからオートクルーズ運転が可能となるからだ。

オートクルーズを山陽道で設定するとは無謀なことで、それで眠ってしまったら大変なことになるのは当たり前のことである。どうしてそんな常識的なことが遵守出来なかったのだろうかと悔やまれてならない。

結びに冒頭で触れた「幸せ列車」に関し、今日の「短編小説 女将シリーズ」の内容を少し紹介しておこう。女将が客室を回って挨拶に参上していると、あるご夫婦の奥さんから大浴場で中学生の女の子に説教をしたという出来事を書いたが、それが意外な結末に進んで行くストーリーであり、何処でも起きている問題でもある。

今日の写真は前号で掲載した函館の湯の川温泉「竹葉新葉亭」の大浴場だが、リンゴの木が庭にある浴場とこの竹林の浴場が男女入れ替わりで利用出来るようになっていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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