2007-10-30

どうなっているの?  NO 2019


 昨日から来阪の司会者の女性だが、体調が優れないことを知られた共通の知人がわざわざ京都の「タオ療法」に連れて行ってくださって感激したそうで、そのあまりの心地良さに一気にファンとなり傾倒してしまったようである。

 よいものは「口コミ」でどんどん広がるものだし、本物でなければ誰も遠いところまで足を運ばない筈。何度か施術を受けて効果を体感した私、紹介くださった人物に心から手を合わせている。

  拝借しているタオ関係の書物、ざっと流し読みした中で興味を抱いたのが施術する側に必要な「利他」のハート。それは、効果につながるメカニズムにあって不 可欠なもの。そこに至るまでのプロセスの不思議に感銘を受け、これからの人生黄昏から晩節まで何度もお世話になろうと決めている。

 最近、組関係の仕事が多い。遠方からの依頼でいつも女性スタッフを指名してくるらしいが、総括される組長さんがいつも北国から関西へ来られるので気を遣うが、明日も問題なく運ぶことを祈っている。

 そんな中、出掛けていた私の携帯電話がブルブル。発信番号はスタッフの携帯。急いで出たら女性社員のお父さんのご訃報だった。

 ご入院されていると聞いてはいたが、まさかこんなに早く逝去されるとは驚き。スタッフ一同が出来る限りのハートを込めてご葬送をと考えたい。

 何度かお会いしたことのあるお方。豪快なお人柄の中に頑固ながら繊細なご性格を感じ、男の美学みたいな世界をしっかりと持たれるロマンチストだった会話が思い出されてくるが、病院でいっぱいわがままを言っておられたそうである。

 男が入院したら誰もがわがままなことを言い出すもの。それは、間違いなく女性よりも弱いという証しでもあろう。

  ニュースで国会喚問を観ていたら、久間元大臣が入院されて手術を受けることを知った。公表された病名は「動脈瘤乖離」だが、これは非常に厄介な病気。三重 になっている血管の内側から解け出し、やがて血液が外に出て来るというもので、それが心臓の周辺に多いので問題なのだ。

 私が昨春に受けたのは「腹部大動脈瘤」の手術、それも偶然に小さな状態で発見することにつながり、永久的な人工血管を入れるだけで済んでおり、担当くださった手術スタッフの皆さんから「幸運な人だ」と言われてきたが、「乖離」となれば想像以上に大変だ。

 超一流料亭「吉兆」に不吉な事件が勃発した。「白い恋人達」「赤福」から秋田の鶏や宮崎のうなぎ、日本列島の端から端まで食に関する問題の連発、商店街や近所のお店が苦労しながら頑張っていることを忘れないで欲しいもの。

  日本は「恥の文化」が大切に継承され「礼節」が重んじられることが世界に誇れることだった。それがどうしてこんな恥ずかしいことばかり起きるのだろうか。 ニュースで謝罪会見する光景を何度見ているのだろうか。国会内も「喚問」の事件、罰当たりが増えた今日この頃ではないか。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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