2020-11-17

寂しいけど  NO 8657

タクシーで警察病院へ行き、案内スタッフに昨日の電話の内容を伝えると、すぐに対応してくれエレベーターでナースステーションへ行った。

目的え御伝えるとすぐに関係資料を出してくれ、撮影したCTやMRIの画像を貰い、明日に行く病院への紹介状も貰った。

次の病院では2ヶ月以上を要するだろうが、その間に今後の生活設計も考えなければ成らず、病院のケースワーカーさんに相談してみようと思っている。

一昨日に食事をしたポッケで数年前にノンアルコールのビールを飲み、薬を飲まずに歩いて帰宅途中、勝山通りまで来た時に腹部に鈍痛を感じ、それが3回目の膵炎発症で入院することになった。

症状が比較的に軽く、絶食も3日間で済んだが、あれから一滴のアルコールも口にしていない。
警察病院のエレベータの横にポスターが貼られ、「命のプロ」というコピーが目に留まった。それは警察病院の看護師学校への入学の誘いのフレーズだったが、10回も入院している私は多くの看護師さん達のお世話になり、「患者評論家」に慣れるなんて冗談を言ったこともある。

「死学」を学んだ時、「悲しみのプロ」という言葉が出たので印象に残っているが、全国各地に在住している同業者達の友人は、誰もがこの言葉を理解し、日常の仕事の中で実践している。 

葬儀の司会者達への指導もこの言葉の意味を伝え、そうなって欲しいと指導していたが、誰もがその言葉を大切に遵守してくれているようで嬉しい限りだ。

「人は悲しい思いをするだけ人に優しくなれる」と教えたが、何処へ出掛けても優しく接してくれ有ことに手を合わせて甘えており、全国各地に「借り」がいっぱいあり、「出会ってくれて有り難う」を伝えに行脚したいと考えているが、コロナ問題がいよいよ深刻になり、今年の北海道行きは難しい。


伴侶に先立たれた友人を慰めに行ってきたが、彼から仏壇と位牌の世話をしてくれと頼まれた。
喪中葉書から次々に弔問者が訪れるので涙腺の弱い彼はずっと泣いているそうだが、電話で対応するのが困難なので、店の電話は息子さんの携帯電話に転送していると裏話を教えてくれた。

悲嘆の心境の中に「思慕感」と言うのがあり、故人の生前を知っていたり悲しみの事実を知る立場が対象になるが、それからすると私は最適な存在になることになり、今後も何度も押し掛けて彼を慰めようと思っている。

彼女は優しい人柄だった。彼との結婚に幸せ感を語っていたことも覚えているが、結婚30周年の時に子供達から北海道旅行をプレゼントされ、最も楽しみにしていた「トワイライトエキスプレスにっじょうしゃするために札幌駅に打ったら、新潟県で豪雨が降り、運休してしまったので飛行機で帰阪した出来事も憶えている。  

「あれだけが心残りだ」と語っていた彼だが、近い将来に温泉旅行にでも誘って見ようと思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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