2020-02-05

寒波襲来  NO 8702

函館博物館で撮影退院してから初の診察日となり、冷え込みの厳しい中を病院に付き添った。妻の妹も来てくれたので助かったが、「しばらくの間はこれを」と、冷蔵庫の中に粥などを入れて帰った。

交差点を渡るのに強風に煽られる。杖を手に歩いているので倒れそうになる。病院の玄関まではビル風の通り道、マフラーを飛ばされたこともあるし、手にしていた書類をバラバラにされたこともあった。

新型肺炎の国内の患者数が35人と報道していたが、これからかなり増えそうで恐ろしい。豪華客船も停止したままでは値打ちはないが、2週間も下船できないとはびっくりで、どこで災難に出遭うか分らないものだ。

妻が入院した初め頃は院内にあるコンビニにマスクはいっぱいあり、私も何度か立ち寄って買ったが、今は全くないそうで、入荷の見通しも不明だそうだ。

ネットでマスクを転売して設けようという輩がいたが、きっと天罰に遭遇する運命が待ち構えていると覚悟するべきだと伝えたい。

今日から明日への冷え込みは今冬で一番だと報じていたが、雪不足でスキー場がオープンできずに倒産したというニュースに自然の悪戯という言葉を思い出しながらお気の毒に思った。

信越本線の横川駅名物の「峠の釜めし」が話題になっていた。名古屋から長野へ向かう中央線でも何度か買った思い出があるが、初めて買ったのは高校1年生の時で、器をリュックに入れて持ち帰ったことを憶えている。

駅弁も旅の楽しみだが、苫小牧市民斎場に立ち寄ってから函館へ向かう時に、いただいた弁当を車内で広げたら糸が付いており、引っ張ったらご飯が温かくなってびっくりしたことも忘れられない。

列車内でしか販売されていないオリジナル弁当もあるが、久大本線を走る「特急ゆふいんの森」にも2種類あった。

湯布院の宿泊施設で御三家というのがある。「亀の井別荘」「無量塔(むらた)」「玉ノ湯」の3施設だが、玉ノ湯に初めて宿泊したのは半世紀前のことで、リニューアルする前の佇まいを記憶している。

夕食の箸置きがツバキの花が一輪ついた枝で、朝食時の箸置きが菜の花だったのが印象に残っているが、もっと印象に残っているのが「絣柄」で、仲居さんのモンペ、寝具のカバー、三面鏡のガラス台の下にも絣柄の布地が敷かれてあった。

熊本から阿蘇を通って「やまなみハイウェー」を別府に抜ける行程を何十回しているが、途中の城島高原にある別府ニューグランドホテルに初めて泊ったのも半世紀前のことだった。

寺田町駅のポスターに「やまなみハイウェー」の写真があって走ってみたいと思ったのがきっかけだったが、雪で通行止めに遭遇したこともあるし、予定変更から深夜に通行することになり、ヘッドライトに様々な動物が出て来るのでびっくりしたことも懐かしいが、因みに深夜の通行料金はゲートが無人で無料だった。

別府から城島高原へ行く途中に湯布院があり、昔の湯布院は隠れ家的な情緒があって素晴らしかったが、最近は余りにも観光客が多く、若い女性達がいっぱいいるのにびっくりする。

「特急ゆふいんの森」を利用した時、久留米から乗車したら中国人の団体客で賑やかだったが、大半が湯布院で降りて静かになると思っていたら、いっぱい乗り込んできたのも中国人の団体で、別府までわいわいがやがやのひとときだった。

大分県の豊後高田市に「昭和の街」が存在していることは何度か触れたが、由布院駅からタクシーで10分ほど離れた所に昭和の博物館みたいな施設がある。私もネットで知って訪れてみたのだが、そこには一見する価値があるとお勧め申し上げる。

玄関を入ったところにアンティークなオルゴールが置かれてあり、スタッフの方が聞かせてくれたが、それはオーケストラを彷彿させるような音色で、何とも不思議な世界を体験させて貰った。

六甲山の上にもオルゴールの博物館があり、入館したことがあるが、それは昨年の8月に訪れた函館の郷土資料館にあるオルゴールに似たもので、HPを制作担当された友人と一緒に聞かせて貰ったが、随分昔にこんなオーケストラ的なオルゴールが存在したとは驚きであった。

今日の写真は函館市立博物館 郷土資料館「金森洋物館」の内部で撮影した1枚を。
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