2019-12-10

温泉に行きたいが  NO 8654

ホームにいた猫朝は冷えるが、このところの日中はぽかぽか日和で師走とは思えない日々である。今日は友人が見舞いに行ってくれることになり、彼の車に便乗して病院へ向かった。

折悪しく病院の駐車場が満杯で、仕方なくすぐ前にあったコインパーキングに駐車した。

病室に行くと妻が珍しくベッドで寝ている。友人が優しい言葉で説教をしてくれ、病院にいることがどれほど幸運なことかとアドバイスしてくれた。

友人が帰った後に担当の看護師さん一緒にケアを担当するスタッフの方が来室され、退院後に訪問看護師の派遣をするシステムを勧められ、お願いすることにした。

医院先生からも介護保険を申請してヘルパーさんの来て貰うことを勧められたが、何より老々介護という言葉が重たく感じる。

自宅にいると妻の友人達からの電話が多く、数日前に出席を予定していた忘年会に姿を見せなかったので電話をしてくれたそうだが、入院していることを伝えると病院名を聞かれた。

知らない内に契約をしてしまった牛乳店や新聞配達員に謝罪する。公社は1年間の契約をしてしまったらしく、その分は続けて購読することにした。

そんな中に面白い人物がいた。私が一人で生活しているのが大変だと思うが、食事の差し入れをしたら奥さんに誤解を招く恐れがあるから「ごめんなさい」と言われたからだ。

今日は自宅の風呂に入った。入浴剤に屋久島の湯を入れたが、グリーンの色でリラックスに繋がる香りが漂ったが、ふと浴室で転倒でもしたらどうなるのだろうかとかと考え、次回から携帯電話を持ち込むことにした。

玄関の鍵は掛かっているが、安全対策をしているシステムが問題で、浴室から救急車を依頼しても、玄関の扉をぶち破らなければどうにもならないことも気になった。

後遺症の知覚障害が深刻である。足の冷えが最悪で、電気毛布やアンカを入れても小売りみたいな完食なので困っている。冬期は温泉に出掛けて温まることが最高だが、妻が入院していては逸れも不可能なので仕方がない。

温泉に詳しい友人から勧められた温泉にも行ってみたいが、信念を迎えてからしか無理なようだ。

温泉にも様々なドラマがある。大分県の長湯温泉の「大丸旅館」の湯は、枯渇する状況を迎えた際に先代女将が夢を見た場所を彫ったら新しい温泉が湧出したそうだし、石川県の和倉温泉にある「多田屋」の歴史を紹介するストーリーはまるでドラマや映画のシナリオみたいでびっくりするが、必見なのでお勧め申上げる。

全国に友人や知人の存在があることは私の人生の大きな宝物だが、それぞれ後にある温泉に誘われることも嬉しいことで、この世を出立するまでに「会いたい」「行きたい」「見たい」「食べたい」などの「たい」という欲望をクリアして、この世に心残りがないようにしておきたい。

毎年北海道に行っているが、果たして来年はどうなるだろうかと気になっている。「川湯温泉」に行ってみたいと思っているが、ずっと果たせないので募っている。

トマム、富良野、洞爺湖、ニセコ、小樽、札幌、苫小牧、室蘭、函館には何度か行っているが、まだまだ北海道は広いので行っていないところが多く残っており、動ける内に、見える内に行きたいと思っている。

津軽海峡を舟で渡ることを望んでいたが、昨秋に叶うことになってよかったが、名古屋港から先代を経て苫小牧に行く太平洋フェリーにも興味があるし、舞鶴港や敦賀港から小樽へ行く新日本海フェリーも上船してみたい。

1万トンを超す大きなフェリーが時速50キロ以上で航行する事実に驚くが、約20時間で北海道に着岸するのだからびっくりだ。

今年の北海道旅行は8月下旬だった。函館の湯の川温泉「竹葉新葉亭」に8回目の投宿となったが、函館、苫小牧、室蘭、札幌の友人達に世話になったことを「有り難う」と書いておこう。
今日の写真は過日に高野山に出掛けた際、南海電車の車内から撮影したホームの猫の写真である。
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