2019-08-20
次郎長から伊豆へ NO 8558
昨日の北海道の友人との電話で、「札幌の朝夕は随分と冷えますから」と余分に着込むようなアドバイスをいただいたが、猛暑の大阪の最低気温の高レベルな状態を思うと信じられない話8558が、2年前の秋に札幌で猛吹雪に遭ったこともあるので準備をして行きたいと考えている。
昼食に合わせて近鉄百貨店に立ち寄り、お土産を物色して選択したが、手提げ袋に入れて貰った重さにびっくり。帰路は大変な思いで帰宅した。
帰宅してしばらくすると医院からの電話があり、低温火傷の処置を北海道に行く前にと明日に受けることになった。
左半身の知覚障害で温覚と痛覚が麻痺しているので痛みは感じないが、こんなに治療が長引くとは想像もしなかったことだが、高齢者の低温火傷は名治り憎いそうで、災難と諦めている。
昨年の秋の北海道行きは出発日の早朝にフローリングの上に置かれていたゴミ袋で滑って転倒し、圧迫骨折の激痛に苛まれてが、今でも時折に痛みが出るので困っている。
私は旅行でお土産を買う性格ではなかったが、「高齢」になってから相手の表情を想像しながら買って帰るのが「恒例」になった。
雲仙の宮崎旅館では「落款」が目に留まって友人達にプレゼントして喜んで貰ったが、今度の北海道旅行では養殖「まりも」と餌を買って友人の割烹のカウンターにどうかなと思っているし、再会する郷土資料館の館長さんが手作りの水引細工をされており、その作品が宿泊する湯の川温泉「竹葉新葉亭」の売店にお置かれているので選びたいとも思っている。
初めて「竹葉新葉亭」に宿泊したのは随分昔のことだった。九州の友人と千歳空港で待ち合わせて室蘭の友人の車で函館に向かったが、内浦湾を挟んで駒ヶ岳が見えているのに中々付かなかった印象が残っている。
次の日は大沼プリンスでゴルフを楽しんだが、その時の九州の友人とはその数年後に横浜のインターコンチネンタル・ホテルで会合が会った際、朝食時に「予定は?」と確認してから急遽北海道へ行くことになり、千歳空港で室蘭の友人の車で近くのゴルフ場へ行ったが、冷え込みが半端じゃなく、途中でスーパーに立ち寄って長袖のシャツを買ったことを憶えている。
ゴルフをする予定ではなかったのに、近くにプロのトーナメント会場となるコースがあると聞いて立ち寄り、貸しクラブでラウンドしたら予想もしなかった好スコアにびっくり、そのクラブを持ち帰りたい思いだった。
帰路は羽田空港まで一緒に行き、伊丹行きと福岡行きに分かれたが、忘れられない思い出となっている。
最近の号で「平山温泉」のことがよく登場するが、そこを紹介してくれたのが九州の友人で、今では我が夫婦のお気に入りになっているだけではなく、妻が案内した友人達にも大好評をえている。
平山温泉からの帰路に「南関町」を通るが、ここは南関そうめんで知られており、先月のテレビの特集番組で紹介されていたのを観た。
旅の予定を組んで楽しみにする「たい」の欲望は重要で、「行きたい」「会いたい」「見たい」「食べたい」などが失せてしまったら「あの世に逝きたい」となるので無理にでも考えることにしている。
取り急ぎ行きたいのは駿河湾をフェリーで富士山を眺めることだが、名古屋、仙台、苫小牧を結ぶ太平洋フェリーの存在もあるが、運転免許証を返納して車の運転から離れた現在では長時間のフェリーは難しく、駿河湾だけのフェリーをと思っている。
富士山を海から眺めるなんて素敵ではないか。何かの旅情報誌でそれを知ることになったが、死ぬまでに実現しなければと願っている。
静岡県の清水港から三保の松原を見ながら土肥温泉に渡る航路だが、天候に恵まれたら絶景のようで、今日の写真はそのフェリーを。