2019-08-26

札幌も雨  NO 8561

パース空港で 搭乗前に札幌で宿泊していたホテルはロイトン札幌だった。電話をくれてロビーに来てくれていた友人が「お土産があるから」と部屋まで届けてくれ、食事に行こうと地下の和食レストランへ行ったら、5時半から営業するそうで15分ほど近くのソファーで過ごした。

時間が来たので入り口を入ったら、玄関の扉が開かないのでおかしいと表の表記を確認したら、夕食の場合は前日の午後7時までに予約が必要と書いてあった。

仕方なく過去に行ったことのあるジャスマッププラザの地下にある「花遊膳」にでも行こうかと思っていたら、息子さんが車を回すと言われて友人がメンバーであるホテル・オークラの地下の和食レストランへ行った。

病的な偏食のある私だけ別のメニューを選択したが、3人は同じメニューで注文した。ドクターストップからアルコールを飲めない私はジンジャエールでお付き合いをしたが、3回も入院した際の鈍痛が思い出され、自身に与えられた宿命を虚しく感じていた。

同行していた友人も美味しそうにビールを飲んで羨ましかったが、前日の函館で飲んでいた冷
や酒の光景も浮かんで来ていた。

北見へ蓮の花を見に行った館長さんのことは、札幌の友人も昔から知っており、あの人らしいと言われていたが、それにしても北見までバスで4時間半はびっくりだった。

私は蓮の「蕾」が大好きだが、函館で交わした会話で恥を掻いた。画家のモネのことを言ったのだが、モネは睡蓮で蓮とは異なることを教えられたからだ。

睡蓮は水面に花が咲くが、蓮は茎があって水面よりも高く咲く違いがあることも常識だそうで、また勉強になった。

館長さんは函館での会食の際、京都に在住されていた当時の思い出話を伺ったが、深夜の3時頃にタクシーに乗って蓮で知られるお寺へ行かれたそうで、その目的は蓮の花が開く時の音が聞きたかったそうだ。

睡蓮は日中に開いて夜は眠ることから人間の日々の生活に似ており、「睡蓮」と呼称されたみたいだが、葉も撥水するしないで見分けられている。

旅に出ると知らなかったことを学ぶことも嬉しいことだ。新幹線の車内や飛行機の機内でセットされている情報誌を開けるのも楽しいもので、今回はANAとインターコンチネンタルで別府に今月オープンしたホテルのことが紹介されていた。

数年前に夫婦で友人に再会するためにオーストラリア旅行に出掛けたが、その時は往復「日本航空」で、シドニーからパースへ、そしてパースからキャンベラまでカンタス航空のビジネスクラスを利用したら、日本航空のマイレージがそれだけで北海道を往復するマイルが増え、北海道旅行へ行ったが、その後は「ANA」ばかりで、秋田、千歳、福岡、長崎、熊本、大分などは全て「ANA」なので結構残っていると想像している。

社会は何でもポイントが流行しているが、よく使うクレジットカード会社のポイントも使ったことはなく、期限が切れると権利が消滅するのでもったいないことをしている。

妻の体調が芳しくない。私が北海道へ行っていた間は妹の所へ行っていたが、我々夫婦も高齢になり、病院や医院ばかり行っているので医療費が高額となっている。

妻は骨折のリハビリに病院へ行ったが、私は低温火傷の処置を受けに医院へ行った。随分と良くなっていると聞いてホッとしたが、千歳空港で買って来た「まりも」と「まりものご飯」を渡して来たが、「育ててみます」と笑っておられた。

今回の北海道旅行を振り返ってみると、ちょっと食べ過ぎたことに反省をしている。アイスクリームやソフトクリームの誘惑に負けてしまうのが問題で、旅に出るとつい行動してしまい、来月の受ける血液検査のことを心配している。

血液検査は正直に結果が出る。医院の先生から「出掛けるのは良いが食べ過ぎないように」と言われていた言葉を思い出しながら反省をしている。

今日の写真はキャンベラへ飛ぶときに撮影したパース空港での一枚だが、この飛行機の離陸時にエンジン全開から離陸をやり直した出来事は忘れられない思い出となっている。
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