2019-08-17

好天を願って  NO 8554

ノイシュロス台風10号が日本海で温帯低気圧になって北海道に大雨を降らすようだ。もうすぐ北海道に行くが、雨模様だけはないように願いたい。

昨年の北海道旅行は札幌に立ち寄らなかったが、一昨年の秋の北海道旅行は10月下旬に訪れ、小樽の絶壁の上にあるホテルで過ごし、次の日に札幌に入ると猛吹雪に遭ってびっくりし、観光をせずに札幌駅の階上にある映画館で昼寝をしてからホテルへ行った。

猛暑の時期なので涼しいことは歓迎だが、傘を手にする移動は杖があるので避けたい。

私が初めて札幌に行ったのは30才の頃だった。雪まつりに行ってみたいと夫婦で千歳行きの飛行機を予約していたが、当日はどうしても私が司会をしなければならない葬儀が2軒あり、妻だけ先に行かせて夕方の便で行こうと軽く考えていた。

「雪まつり」であることを失念してしまっており、伊丹空港の窓口で千歳便はキャンセル待ちでも難しいことを知った。ふと目に留まったのが函館行きの便の存在で、北海道に飛べば何とかなると思って函館便を選択した。

函館空港から函館駅に行き、「特急 北斗」に乗車したのは午後7時を過ぎていたが、札幌まで300キロ以上もあって3時間半も要すると知ってびっくりした。

札幌駅に到着したのは午後11時前で、タクシーでホテルに行って妻に事情を話したら笑われた。

「北斗」の車内で駅弁を食べたが、病的な偏食があるところから半分以上を残した。ホテル内の飲食店も営業時間を過ぎており、玄関の町に出掛ける気もならず、空腹で眠れなかったことを憶えている。

当時は携帯電話なんて便利な物はなかった。妻にしてみれば不安だっただろうが、旅慣れしている私のことだから何とかするだろうと思っていたらしいが、まさか函館から列車で来るとは想像していなかったようで、「よくやるわ!」と呆れられた。

その次の年の「雪まつり」に出掛けたが、札幌駅から雪まつりの会場まで行って歩いていたら、雪で滑らないように力を入れていたこともあり、脹脛が震えだしてタクシーでホテルへ行き、すぐにマッサージを受けたら、「何をされたんですか?」と強ばる筋肉に驚かれ、事情を説明したら笑われて、簡易アイゼンのことを教えられ、次の日に購入したことを憶えている。

その後に千歳へ飛んだ際、迎えに来てくれていた室蘭の友人が「北海道の必需品です」と空港内の売店で簡易アイゼンを購入し、「そうだった!」と懐かしく思いだした。

数年前、北海道旅行の際に孫に頼まれて「まりも」の土産も彼の案内で購入出来たが、飼育する餌まで販売されていた事実に衝撃を受けた。先月の「ブラタモリ」の番組で阿寒湖の「まりも」について解説されていた理解したが、特別天然記念物ではない「養殖まりも」があることを知った。

先週、来年に成人式を迎える初孫が来阪し、ゴルフ仲間だった写真館で前倒しの記念写真を撮ったが、その時に2番目の孫が育てている「まりも」のことを聞いたら、「随分と大きくなった」と言っていた。

昨年だったと記憶するが、1人で来阪した際に伊勢神宮に参拝して鳥羽シーサイドホテルに宿泊した。その頃に自律神経の不調から微熱が続いていたここともあり、本殿に行くまでに体調に異変が生じ、石垣の上に腰を下ろして休憩してしまった。

ホテルの夕食を済ませて部屋に戻ったら、バッグに入れた筈の携帯電話が見つからず、孫に「電話を掛けて」と頼んでもブルブルしないので「食事処へ忘れて来たのでは?」と重い、フロントまで行って貰ったら、フロントのスタッフが番号確認で電話を掛けたら、バッグの片隅でブルブルしていることに気付いて発見。きっと「認知症になったのでは?」と誤解されたかも知れない。

今日の写真は小樽で利用した絶壁の上のホテル「ノイシュロス」だが、夕食のフレンチが素晴らしかったことが印象に残っている。
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