2019-08-08

タンパク質をいただいて  NO 8546

内浦湾九州から友人が来阪、びっくりするようなステーキをいただき、夕食に私が焼いて美味しく頂戴した。

自宅の冷蔵庫の中に残念ながら「ニンニク」がなかったので省略したが、やはりあった方がより美味しかったのではと思った。

最近の葬儀は価格が安いネット商法が乱立しており、中には二重価格で法的に問題があるケースもあるし、行政から指導を受けた業者も少なくない。

最早何でもありという様相だが、40年前に面白い友人が発想して笑った葬儀の形式が実際に登場している事実に衝撃を受けた。

友人が持ち込んできた40年前の発想とは、2トンか4トントラックに祭壇を設置し、何処の空き地でも葬儀が可能というものだったが、空き地にコンテナを持ち込んで貸し式場にしている業者が登場したと知ってびっくりした。

葬儀は「人」が「人」を送るがための儀式であり、そこ型の動物と異なると考えたいが、「人」を「物」にしてしまっては尊厳や礼節さえも消えてしまい、自身が送られるべき立場だと考えたら強い抵抗感を抱かれる筈だ。

講演などで「葬儀の意味」について話すこともあるが、葬儀の目的は「汚い言葉」で表現するなら『処理』であり、汚くない言葉で表現するなら「解決」となる。

「ご遺体」「宗教的」「社会的」「悲嘆」の4点が目的であり、最近に流行する「家族葬」は社会的解決の部分が欠落しており、終わってから後悔するケースも多いので二重の悲しみに陥られないことを願っている。

太平洋上に大きな台風が二つも存在している。先島付近を伺う9号は最大瞬間風速が「75メートル」だそうで衝撃だが、北上を続ける「10号」も不気味である。

今日の早朝に台湾で地震が発生していたが、我が国では昨夜に浅間山が噴火していた。ある程度の予知が可能と言われるような設備が整っていたそうだが、何の前触れもなく噴火したそうで恐ろしいことである。

火山の噴火で大噴火であったにも関わらず、前もって住民が避難して負傷者が出なかった出来事が2000年の有珠山噴火だった。歴史には何度も噴火した史実があり、地震や火山を研究していた北海道大学の岡田教授が兆候から地元の行政と打ち合わせ、避難を済ませたら大噴火が始まったという奇跡の住民避難として語り継がれている。

何度か洞爺湖の温泉に宿泊したことがあるが、噴火当時の記録を見学することも可能で、宿泊している時は「噴火しないように!」と祈っていた。

地殻変動や火山性群発地震などから噴火の可能性が高いと判断された岡田教授だが、受け入れて住民避難を決断した地元の町長の英断も賛辞されている。

札幌から車に乗せて貰い、中山峠を経て洞爺湖に向かう途中に昭和新山や有珠新山が見られるが、我が国が火山列島の上で生活をしながら、火山の噴火や地震の発生も当たり前と考える自然に対する畏怖も大切である。

函館から駒ヶ岳を近くに見て札幌に向かう「特急スーパー北斗」を利用するが、東室蘭までは右側に海が見え、それが噴火湾とも呼ばれる内浦湾であることも北海道旅行の中で学んだ。

今日の写真は前にも掲載したことのある内浦湾(噴火湾)を。
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