2015-09-24

恥ずかしかった思い出  NO 4321

大阪ビジネスパーク昨日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の送信日。テーマは21世紀を迎えて急変するお寺の問題に触れた。昔は本堂の落慶は檀家さんにとって大きな喜びであったが、今は寄付を話題にすると「檀家を辞めます」というケースも出ている時代。「寺」と「家」の関係からいよいよ「住職」と「施主」という個人的なつながりになっているみたい。

この「まぐまぐブログ」に書いたことを編集して発刊したのが「伝匠 久世栄三郎の八十八の金言」だが、編集者が著者ではなく私自身の著作となっていてびっくり。アマゾンから届いた頼まれた人達や近所の方々にプレゼントしたら、もう数冊しか残っていないので追加注文をしなければならない。

読んでみて<こんなことを書いていたのか!>と思うことも少なくなかったが、それは登録された方々だけに書いた内容で、この「独り言」や他のブログやコラムよりは刺激的内容となっているのは確かで、一時間もあれば全ページを読めるように読み易く編集されていた。

さて、今日から男子プロのアジアパシフィック・ダイヤモンドカップが始まった。前週の北海道で行われたANAオープンで優勝した「石川遼選手」に期待が寄せられているが、果たして結果はどうなるのだろうか。

会場となっている茨城県「大利根カントリー」は名門コースで、東と西コースがあるので36ホールとなっている。過去に男子日本オープンが東コースで、女子の日本オープンが西コーズで行われたこともあるので知られているし、かつてのレクサス・オープンの会場でもあった。

今回のトーナメントでは西コースが舞台となっているが、随分昔にこのゴルフ場で忘れられない体験があるので恥ずかしいが再度紹介をしておこう。

バブル時代に4億円という会員権相場となっていたゴルフ場で、あるご仏縁からそのコースのメンバーの方から招待されることになった。前日に東京へ行って宿泊するホテルまで用意されていた。それはこのホテルのすぐ近くにあるお寺の住職が車で迎えに来てくれるからで、今は廃業したと聞いている六本木プリンスホテルに宿泊した。

憧れのコースでラウンド出来るなんて夢のようで、期待と興奮で寝付けない夜となった。

次の朝、約束の時間に玄関に車が到着。首都高速から常磐道を経てゴルフ場へ行った。メンバーの方とは現地で待ち合わせ。宅配で送っておいたバッグが到着しているのを確認して安堵。すぐにキャディーマスター室のところに置かれているスコアカードを手に2階のレストランに向かったら、メンバーさんの姿があった。

ご挨拶をしてからコーヒーを飲みながらワクワクしていたが、一向にスタートするような雰囲気がない。そこで「スタートの時間は?」と聞いたら「ここはスターと時間は決まっていないのです。好きな時にスタート出来ますからぼちぼち行きましょうか」と言われた。

続いて東コースのスコアカードを見ながら「アウトからですか?インからです?」と伺ったら「ゴルフはアウトからに決まっています」と返されて恥ずかしくなった。

恥ずかしい出来事はそれからスタートの所へ行った時のことだった。すでにキャディーさんがスタンバイ。「どちらからですか?」と聞かれたので「大阪です」と答えたら、後方からメンバーさんが「せっかくだからフルバックからにしよう」と言われた。キャディーさんはどのティーグランドを選択するかを聞かれていた訳で、「大阪です」と言ってしまったことが本当に恥ずかしかった。

ここでゴルフをされない方々に説明申し上げるが、一般的なゴルフ場でフルバックからラウンドするには4人のハンディキャップの合計が40以下で、キャディーマスターに申請して許可がなければ不可能なのだが、このコースでは自由に選択することが出来たのもびっくりだった。

しかし、私もメンバーさんも俗に言われる「シングルハンディキャップ」だったので抵抗感はなく、メンバーさんもそんな事情を考慮されてくださったようだった。

当時の私はかなり飛距離に自信があったが、同伴した若い人物の飛距離が驚きで、常に30ヤードは抜かれていた。3番ホールでメンバーさんに彼のことを聞いてびっくり。当時の増上寺の執事長の息子さんで、学習院大学の野球部の投手だったことを知った。

週間天気予報を確認したら、どうやら台風の影響は心配ないみたいだが、目的地に2日間の雨マークがあり、降らないように願っているが、夜のニュースの高知県で降った雨量に衝撃。1時間に120ミリというのだから想像を絶する豪雨だったようだ。

今日の写真は大阪ビジネスパークを。
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