2008-03-02

スケジュールに追われ  NO 2138


 朝、ご近所のお寺のご住職からの電話。檀家さんを「タオ指圧」に紹介して欲しいとのご要望。パンフを持参いたしましょうと申し上げると、すぐに行きますからとスクーターで5分ぐらいで自宅に来られた。

 果たして予約がとれるのだろうかと心配しながら、これまでの経緯についてご説明を申し上げておいた。

 さて、テレビとは恐ろしいもの。私の抱いていた興味は、どのように編集されるかということ。「日本一の葬儀司会者」や「日本一のお葬式ナレーター」というテロップが流される中、番組司会者とゲストの追悼ナレーションを実演した。

  円広志さんの「夢想花」のレクイエム編曲を依頼されていたが、放送局に入ってからディレクターさんの要望からナレーションを創作、続いてはメイン司会者が 芸能人仲間から誹謗中傷される話題を如何に「悪くないように」「傷つけないように」というナレーション創作をやったが、割愛された部分もあったが、何とか 一連の流れとして収まっていたようだった。

 本社に行く所用があり、疎開道路から生野本通り商店街を八坂神社まで歩いたが、この感に商店 のご主人や奥さん達から「見たよ!」と声を掛けられたのが6人。通行中の方々からそんなお声を掛けられた方が10人ほどあり、放送後から深夜の銭湯から帰 宅するまでの間に60人ぐらいの人達からご覧になったと耳にしてびっくりした。

 そんな中、九州の同業者から電話が。誰もが知られる市長さんがご逝去されたそうで、その本葬義の司会を依頼されることになった。

 日程を伺うと、別の式典のナレーターと重なっている。その方を私の友人である司会者に依頼し、私が何とか九州へ行くことに決めた。

 機材や着替え持参するところから車が必要、往復で1600キロほど走行することになるので、往復のどちらか片道を、何度も利用したことのある新門司と大阪南港を結ぶ「大洋フェリー」に乗船しようと考えている。

 今月はスケジュールがいっぱい。もう、5日までお葬式が重なっており、誰が司会を担当するかという問題で頭を悩ませている。

 明日、私は車で他府県に出張するが、数件重なっているお通夜のホール施行を担当しなければならない。地域の重職にあるおかたのお母様のご不幸だが、かなりの弔問者が予想されてたいへんだ。

 それに続く別のお客様のご不幸があまりにも衝撃でお気の毒、私より数歳お若い方、私が2年前に入院手術した同じ病気が原因。何度か私の体験談をお話したことがあったが、まさかご自身にそんな危険な病が忍び寄っていたとは気付かれなかったようで残念でならない。

 発展した現代医学、私のように手術をするだけで寿命が間違いなく延びる。素晴らしい職人技術をゆうされていた方だけに勿体なくて仕方がない。周囲の方々が「嘘っ!」と信じられないようなご急逝、人の世の「理」である「諸行無常」の言葉があまりにも悲しい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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