2019-03-26

辛いけど  NO 8457

特急くろしおの車窓からテレビのショップのCMで気になるのが「お客様満足度94%」というようなキャッチコピーで、それなら「6%」の人が満足していない事実が背景にあることになる。

作業と仕事は異なると言うことをこれまで何度も書いたが、プロの仕事とは「100%」の満足を目指すべきであり、そこに職人の拘りなどが我が国の文化として継承され、その背景にある流れが「恥の文化」だと信じている。

さて、飛び交っている今年の花粉は昨年の7倍だそうで、玄関を一歩出ただけで症状が現れるのだから困っている。

昨夜のテレビ番組で「北山村」のオリジナルフルーツ「ジャバラ」が花粉症に劇的に改善効能があると紹介されていた。「ジャバラ」は「邪」を「払う」という当て字なのだろうかもしれないが、柑橘系の果物で、地元の人達に花粉症の人が極めて少ない事実にびっくりした。

十数年前頃のことだが、ゴルフ仲間の友人の花粉症が酷く、名阪国道沿いのゴルフ場に向かって西名阪高速道路を走行していると、天理の料金所が近付くと涙を流していた姿を憶えているが、まさか自分が花粉症になるとは想像もしなかった。

高齢になって免疫力が衰えたこともあるだろうが、多くの薬を服用していることもあり、花粉症に関する薬は服用したくないと思っている。

今日のテレビ番組で歴史上の著名人の特集があった。米沢藩で知られる「上杉鷹山」が紹介され、「童門冬二氏」が解説されていたが、20代の頃から愛読していた月刊誌「プレジデント」の中で「童門氏」が執筆されていた内容を憶えているし、PHPの中でも逸話を紹介されていたことも思い出した。

駐日大使として赴任されていたケネディ女史が演説される中で、J・Fケネディ大統領が「上杉鷹山」のことを尊敬していたことを触れていたが、国際的に認められる政治家としての功績が伝えられている。

豊臣秀吉も紹介されていたが、私は大阪人だが個人的に豊臣秀吉の朝鮮出兵には批判的な思いを抱いており、佐賀県の唐津から呼子に行って宿泊したホテルの近くに名護屋城址が立地し、虹ノ松原にある逸話などの史実を知ってより一層抵抗感を強くした。

呼子のイカ料理は素晴らしい物で、透明のイカの刺身は現地ならではの物で、これまでに3回行ったが、また九州へ行った時は立ち寄りたいと思っている。

過去に書いたことがあるが月刊誌「プレジデント」で20代に感化されたのが「金子みすゞさん」の存在で、これまでに仙崎の金子みすゞ記念館」にも3回行っている。

音楽家の「滝廉太郎さん」と詩人の「金子みすゞさん」のどちらも短命で残念だが、もしもそうでなければどんな作品が生まれていただろうかと思ってしまう。

「滝廉太郎さん」の名曲「荒城の月」にゆかりある地が豊後竹田だが、炭酸泉で知られる長湯温泉に行くには豊後竹田駅から路線バスで40分ほど離れているが、一度訪れたいと思いながら未だに果たせていないので心残りの一つとなっている。

今日のニュースで和歌山県の串本に民間のロケット産業の基地が出来るというのがあった。最南端となる串本だが、海中公園や大島を結ぶ巡航船が歌われる民謡「串本節」もあり、何度か訪れた場所だが、また新たな地域活性化を担う大きな誘致だと思っている。

南紀を走る鉄道はカーブが多くて大変で、振り子式「特急くろしお」が導入されて所要時間が短縮されたが、酔ってしまう乗客が多くて話題になったこともあった。

3年前に関東にいる孫達2人がやって来て「熊野古道」へ連れて行ったが、宿泊したのは太地だった。

新宮から川を上るジェット船にも乗ったし、那智の滝の迫力に驚いていたが、南海トラフの地震のことが気になって仕方がなく、津波の防災に関して語り継がれる「稲むらの火」の史実を思い出している。

今日の写真は南紀を走る「特急くろしお」の車窓から撮影した串本付近の一枚を。
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