2020-02-17

成功を祈って  NO 8714

阿寒湖畔露天風呂今日の記事の中に1人の感染者から10日後には12万人の可能性があるという専門家の指摘があった。クルーズ船の乗客達それぞれの国が動き始めて自国へ脱出させる動きが活発になっているが、そんな行動は我が国が世界中の非難を集中的に浴びる立場になってしまい、我が国の政府の拙いプロデュース力が露呈したような現実を迎えている。

総理が「混雑を避けて」と訴えても、電車も乗れない状態になっているみたいで、見えない恐怖が蔓延しつつある恐ろしさにゾッとしている。

病院の医師が感染して外来患者の診察を停止している報道もあったが、我々の年代になれば誰もが何らかの持病を抱えており、病院での診察が受け付けられないとなると最悪となるし、テレビのニュース映像で外で薬を渡している光景に他人事でない思いを感じた。

タクシーにも乗れない。空港にも行けない。地下鉄も最悪。満員電車なんて危険がいっぱいとなればどうしたらいいのだろうか? 家を一歩も出ずに生活をしなければならないなんて考えたくないことである。

国民の命を左右する政治家達の体たらくにはただ情けない思いを抱くばかりだが、完全で安全な春を迎えることが出来るのだろうかと心配している。

明日、九州のホテルで大規模な「偲ぶ会」が行われるが、先月に来阪した人物に様々なアドバイスをしたし、きっと大成功になると確信している。

問題は天候である。会場はホテルなので問題ないが、参列者があちこちから来られるので交通機関の遅延や欠航が考えられるからで、積雪によって九州自動車道が通行止めになったり渋滞したら大変で、今夜から明日への警戒寒気を心配している。

会場となっているホテルで大規模な法要を担当した思い出もあるが、その時に施主を務める人物が交友関係のある医師と飲み過ぎたみたいで入院にてしまい、病院へ駆け付けてキャンセルするべきか実行するべきかを問い掛けたが、激痛に苛まれている状態でアイコンタクトで返事をして貰った事を憶えている。

前日から車で到着していた私だが、長年の司会の経験があっても、肝心要の施主さんが入院されるなんて想定外のこと、それは二度と体験したくない出来事として記憶のページにある。

振り返ってみると様々なケースを体験している。喪主を務められるご主人が入院中で、病院の救急車で帰宅され、葬儀を終えられると救急車で病院へ戻られたので印象に残っているが、事故から5人を一度の葬儀で送ったこともあるし、4人家族のご不幸で4台の霊柩車で火葬場に向かったが、途中ですれ違う人達が驚くのは当たり前だった。

「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、1ヶ月で同じお家で3回の葬儀が行われたこともあったし、ご夫婦の葬儀を何度か体験しているが、その内の一件は阪神淡路大震災の犠牲者だった。

ご夫婦のケースで印象に残っているケースがあった。ご主人の密葬気を終わって本葬議の日程が決まっていたが、その数日前に奥様が亡くなられてしまい、喪主さんのご決断からご夫婦の本葬気を行うことになり、大半の参列者が当日に初めて事情を知られ、ご夫婦のご遺影が並んでので驚かれたのは言うまでもない。

幼い子供さんとお母さんが亡くなられた不幸な葬儀があったが、小さな棺でも1台の霊柩車に同乗させることは道交法から違反となり、仕方なく2台を走らせたこともあった。

今は洋型のワゴンの霊柩車が一般的となったが、昔はトヨタのスタウトの改造霊柩車が主流で、後方に「積載量100キロ」と掲示されていたことを憶えている。

クラウンの霊柩車も登場したし、奈良県で担当した葬儀にセンチュリーの霊柩車がやって来て驚いたこともあるが、一時期に地方では軽自動車の霊柩車も登場していたし、私が20代の頃には棺と共に十数人の方々が同乗できるマイクロバス型の霊柩車もあった。

また、アンタッチャブルの映画に出て来るようなパッカードの白木霊柩車の助手席に乗せて貰った思い出もあるが、最近では改造車で知られる光岡自動車でも霊柩車を製作している。

今日の写真は昨日の写真に続いて阿寒湖畔の露天風呂を。
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