2012-12-26

新内閣発足の日に  NO 3141"


 昨日、トヨタのクラウンがモデルチェンジを発表していた。社長が登場されて思い入れの熱さが感じられたが、若い年代向けからか、ピンクのカラー設定も紹介されていたのでびっくりした。

 私の少年時代に登場したクラウンだが、当時の4ドアは観音開きだったし、フロントガラスのセンターに金属フレームが入っており、後方のガラスにも左右に金属フレームがあったのを憶えている。

 普通免許を取得した頃、テレビのCMに起用されていたのは「山村 聡」さんと「吉永小百合」さんで、白いクラウンのオーナーデラックスが88万円だったと記憶している。

「いつかはクラウンに」というキャッチコピーも有名だが、私が初めてクラウンを購入したのはロイヤルサルーンが登場した時。それから10年で3台乗り継ぎ車種を変更することになった。

 ロイヤルサルーンの初代は確か240万円ぐらいだった筈。その後260万円、280万円と価格がアップしたようだったが、2代目のクラウンは「排ガス規制」対策から出力パワーが著しくダウンした感があった。

シートがファブリックで手触りがよかったし、後席が電動で前後にスライドする機能に驚いたことも憶えているし、それまでに乗っていたグロリアに比べて静かな車内の環境に満足していた。

 今、そんなクラウンも350万円から580万円という価格なので世の変化を感じるが、一段グレードの高い「マジェスタ」の存在感が発売当初から理解出来なかった。

 セルシオの存在もあるし、今ではレクサスの人気も高い。レクサスのハイブリッド仕様車はセンチュリーより高価なのでびっくりだが、エコという観点からすれば燃料消費が少ないので意味があるのだろう。

 最近の自動車には歩行者安全対策という機能が搭載されたものもあるが、スマホの中のアプリで損害保険会社が構築したびっくりする機能がニュースで報じられていた。

 スマホをダッシュボードにセッティングし、そのアプリにして走行すると、前方を走る車に接近し過ぎると警報音と共にアナウンスが流れ、信号で停車していて前の車が動き出してから停車したままだとアナウンスが教えてくれる機能だった。

 また、一定の衝撃を感知するとアナウンスが流れ、事故のような大きな衝撃を感知すると救急、警察、保険会社への通報が可能というのだから凄いではないか。

 次々に新車が発表され、ハイブリッド車や電気自動車も登場しているが、550ccの軽自動車でリッター30キロの走行が可能と低燃費にも驚くし、昔では考えられない技術の革新が感じられる。

  車の進化が著しいのに、我が国の政治の世界はずっと昔のままのよう。ひっついたり離れたり、まるで「ごっこ」のような感を覚える。前にも書いたが、内閣総 理大臣は名プロデューサーでなければならない。プロデュースで最も重要なことはキャスティングであり、そこに妥協があったらお終いである。

 党の重職や大臣の人選が発表されていた。そんな中に「!」や「?」を覚える人達もあるが、つまらない失言だけはないようにと願いながら、まずは復興に関する問題を最優先して欲しいと手を合わす。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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