2019-08-05

大正琴のこと  NO 8542

大正琴 友弦流昨日は朝から医院へ行って処置を受けたが、低温火傷の状態が芳しくなく、患部の周囲に麻酔の注射をしてからハサミとピンセットみたいな器具で手術をされた。

左半身には温覚と痛覚が麻痺して入る知覚障害があるので然程痛みは感じなかったが、歩行すると何か変な違和感を覚えた。

随分と長引いているやっかいな症状だが、定められた保険期間を超えるらしく、別の皮膚科専門医院へ行かなければならないようで、明日に受ける処置の結果で決められる。

夕方に寺田町駅で友人と待ち合わせて「お好み焼き店」へ行った。行く前に駅構内にあるテーブルに設置してある時刻表を調べてメモを書き、「お好み焼き店」で「ジパング倶楽部」の会員手帳の購入ページに書き込んだ。

目の調子が悪いので時刻表を友人に確認して貰ったが、手帳に書き込む文字もおかしくなってしまうし、指先の動きも問題があるので駅の窓口担当の方が読みに憎いと想像する。

食べ終わってから駅に戻って切符の購入を済ませたが、乗車券の扱いで片道、往復、連続のどれになるかが即断できず、他のスタッフさん達が時刻表の地図を開いてやがて「連続乗車券となります」と結論が出た。

函館から札幌に直行し、次の日に札幌から苫小牧まで「スーパー北斗」を利用するが、4日間の有効期限となっており、これが連続乗車券の得点でもある。

函館からは「281形」、札幌からは「261形」の車両となるが、これも旅の楽しみとなる。
私は「ジパング倶楽部」の会員だが、同行する友人は会員ではなく、そのための私だけ3割引となる。乗車券、特急券、グリーン券の全てなので約5000円の差が出る。購入までに入会を勧めておくべきだったと思ってしまう。

同行する友人は「幸せ列車」の管理人さんで大変お世話になっている。「幸せ列車」のHPの凄さは開かれた方々が驚かれるが、この「幸せ列車」の誕生には秘話がある。私と深い交流のあった人物がこの世に生かされた証として残したいものがあると相談され、管理人さんの存在を知られて具現化したものである。

昨日の食事の時に寂しい話を教えられた。その人物の奥様が先月下旬にご逝去されていたからだった。ずっと大正琴に親しんでおられ、病室に大正琴の家元として知られる高名な先生が訪れられ、合奏をされたことを知ったし、その先生が患者さん達の集まるルームでコンサートにつながり、きっと皆さんが癒やされたと想像するし、奥様もご終焉前に演奏をされたことが何よりだったと手を合わす。

数年前、この植山繁子先生のコンサートに京都コンサートホールに夫婦で行ったことがある。「中村美律子さん」とのコラボだったが、60人ぐらいの大正琴の皆さんが登場されて数曲を演奏され、終わるとまた60人ほどの方々が登場され、合わせると180人ぐらいになったのでびっくりした。

「中村美律子さん」歌も素晴らしかったが何度もコンサートでご一緒されているそうで、昔の名曲には聴き惚れてしまった。

リズムは全体的に「ジンタ」のアレンジが素晴らしく、久し振りに日本人の郷愁に浸った思いを抱いたが、植山先生の主宰される大正琴の「友弦流」の広報を管理人さんが担当されており、恒例になっている京セラドームでの鹿児島県人会の集いにいつも撮影に行かれている。

「幸せ列車」のリンクから大正琴の世界へつながるが、演奏会の映像で流れる曲を是非楽しんでいただきたいとお勧め申し上げる。

この京都でのコンサートの感想を「独り言」に書いたら、弦言流のHPの掲載されることになり、しばらくトップページに掲載されていたことも懐かしい。

今日の写真は植山繁子先生の主催される「友弦流」のHPから拝借した1枚を。
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