2019-02-15

ちょっと心配に  NO 8429

ハモンドオルガンあべのハルカスの店内で感染した「はしか」の患者が18名になったニュースもあり、過去に阿倍野に行った際は西側にあるビックカメラだったので安堵したが、「はしか患者」が新幹線で東京を往復していたことが判明して激震が走っている。

「はしか」の感染力はインフルエンザの10倍だそうで、我々高齢者が罹患すれば最悪なので出来るだけ外出をしないようにしたい。

耳鳴りが酷くなり、何かの問題でまっすぐに歩行出来ないので困っているが、歩かないと悪化すると考えるべきで頑張るつもりだが、明日の定期診察で委員へ行った際に伝えようと思っている。

多くの被害者出た「かぶちゃん農場」の代表者が自殺をされたニュースがあった。事業を始めた頃は注目を浴びていたが、結果として破綻してしまい後悔の果ての行動と想像するが、これで被害者の人達に出資金が戻るわけではなく、他人を巻き込んだ悪いビジネスモデルは後を絶たず、未だにマルチ商法的な勧誘やオレオレ詐欺が続いている。

「キング」と呼ばれる詐欺師が摘発された報道もあったが、ライブ活動どうや「宮司」になっていたこともあるそうだが、金利が月に3%と謳っている非常識を信じてしまう人達が多かったようで、天性の詐欺師としてのカリスマ性があったのかもしれない。

前号で触れたZOZOのトップのことだが、週刊誌に「調子に乗りすぎ」と指摘する意見もあり、世間を騒がせて注目を浴び、自社株がアップすれば自身に利益が生じる構築だという問題提起もあったが、肝心の本業に支障が生じてネットに関する活動を閉鎖したようで、今日の記事にもまた大手取引先が離れたニュースもあった。

ある会合で信じられない言葉を隣席にいる人達が交わしていた。「どんどん借り入れをしてビジネスを広げ、失敗したら破産すればよい」なんて無責任な若者達の顔を見たら、茶髪や金髪にネックレスやブレスレッドを身に付けた派手な服装にびっくり、私と同席していた人物が「あれがチャラいという典型的な姿だ」と小声で言ったことが印象に残っている。

人は他人に迷惑を掛けずに過ごすべきだが、残念ながら犯罪者はなくならず、弱者がいつの時代にもターゲットにされている。

私は音楽が好きで多くのコンサートにも行ったし、自分でもギター、ハーモニカ、ピアノを楽しんで来たが、35歳頃から挑戦したハモンドオルガンは大病を患う前まで親しんでいたので残念である。

ある落語家が枕で「レコードのA面B面の次はCD」と笑いを取っていたが、様々な曲を聴く中で旋律の中で作曲家が見事にイメージをチェンジするテクニックに感心したこともあった。
その中で印象に残っているのがタンゴの「ジェラシー」と宮川泰さん作曲のザ・ピーナツのヒット曲「恋のバカンス」で、なるほどと思われる方も少なくないだろう。

転調の見事な例として短調から長調へ変化させた名曲がある。「藤山一郎さん」が歌われてヒットした「長崎の鐘」で、戦争の悲劇から国民が将来に微かな希望を感じさせる「旋律」はそれこそ「戦慄」を忘れさせる素晴らしい音楽と思っている。

この曲の作曲者は偉大な功績を残された「古関裕而氏」で、氏は「東京オリンピック行進曲」「六甲おろし」高校野球の「栄冠は君に輝く」でも知られるが、NHKのスポーツ中継放送のオープニングに流れる軽快な音楽も氏の作品で、日本の「スーザ」とも称されており、東京オリンピックの中継放送で世界中から「行進曲の作曲者は?」という問い合わせが殺到した逸話も語り継がれている。

「栄冠は君に輝く」はJRの東北新幹線「福島駅」の発車メロディーになっているし、在来線の福島駅には「高原列車は行く」が流されている。

氏は80歳で脳梗塞からご逝去されたが、ずっとハモンドオルガンを大切にされていたことも知られており、没後に「国民栄誉賞」の授与について持ち上がったが、ご遺族が死後の授与について疑問を感じられたみたいで辞退されたそうである。

一昨日のBS番組で「古関裕而氏」と「中村泰士氏」の特集が組まれていて興味深く観ていた。
「中村氏」は佐川満男さんの「今は幸せかい」やちあきなおみさんの「喝采」などをはじめ多くのヒット曲を作曲されていたことで知られるが、一時期に「うつ病」に苦しまれていたことも紹介され、ヒットメーカーの裏側に秘められた事実があったことを知った。

「中村氏」は奈良県のご出身だが、不思議な「えにし」があったことを思い出す。ライオンズクラブのコンペで「奈良国際ゴルフ倶楽部」へ行った時、午前中のハーフで豪雨に遭ってびしょ濡れになり、ロッカーで着替えていたら「中村氏」が来られ、「すごい雨でしたね」と言われ、隣のロッカーを開けられ、「フロントでシャワーを使えるようにお願いしましたから浴室へ行きましょう」と言葉を掛けてくださった出来事で、暖かいお人柄を感じた。

ロッカーが隣同士という「えにし」も驚きだが、過去に入会していたゴルフ場のメンバーロッカーのすぐ近くに日航機の墜落事故の犠牲となった人物がおられ、不思議な「えにし」から車窓を担当したこともあった。

今日の写真はハモンドオルガンを。これはエレクトーンのような電子楽器ではなく、空気を通るパイプ式のオルガンで、独特の音色が記憶に残っている。
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