2019-02-25

旅の情報誌から  NO 8438

アンパンマン列車旅行の情報としてホテルや旅館のHPを開くことが多いが、トップページの大半が旅行会社や予約サイトで、「公式」と謳ったHPが肩身の狭い状況になっていることも少なくない。

これまでにも何度か書いたが、公式HPから直接予約をすると5%程度の割引があったり、館内クーポン割引券プレゼントやワンドリンクサービスを打ち出して居るところも多いが、旅行会社や予約サイトに支払う手数料を考えると「公式」に直接予約をする利用客は大歓迎だろう。

興味を抱いて検索した宿泊施設が、次に同じ方面のページを開くとその地域のホテルや旅館が勝手に出て来るので驚くこともあるが、こんな営業戦略を提供するのも検索エンジンのビジネス展開の一つでもあり、ビッグデーターから得られる情報はますます求められることになるだろう。

あるお寺の住職さんが憤慨されていた。地域と宗派を打ち込んだら自分のお寺のHPも出て来るが、上位にあるページを開いたら「小さなお葬式」の宣伝と、「お寺さんの派遣」という宣伝で衝撃を受けられていた。

宣伝文句に書かれている「あなたの地域の式場をお世話します」みたいなことの裏側にある問題を考えたい。契約もしていない葬儀社を契約しているように見せるシナリオも垣間見えるし、契約している葬儀社や式場に支払う紹介手数料がお客様へ間接的に影響するのは避けがたく、大手スーパーが高額な紹介手数料を取得するところから、健全で真面な葬儀社や式場が契約していない事実も理解したいものだ。

「お寺さんを紹介します」というのも大きな問題がある。確かにお通夜や葬儀を進めることは可能だが、お寺と檀家という「えにし」を無視することは問題である。

随分昔の新聞記事に「檀家であるけど信者じゃない」と言うのが目に留まったが、「お寺」と「家」から「住職」と「施主」という関係変化は理解できるが、「お寺を変えたい」という問い合わせに「嫁さんを世話する以上に大変なのです」と申し上げ、「電話でなく来社してお話を」と面談したことも少なくない。

社会環境が核家族になり急変しつつあるが、「離檀」や「墓じまい」という切実な問題も表面化しているこの頃だが、これあけは簡単に考えるべきではないと伝えたい。

さて、広島のリーガロイヤルホテルが打ち出した限定会員制度にびっくりした。朝食ビュッフェの年間パスポートという企画だが、「1名用198000円」「2名用365000円」で毎日でも可能というのだからお得だろう。

宿泊客が朝食料金を「2376円」支払うことを考えたら、それがどんなに割安になるかは歴然だが、地元の人達の話題になっていると想像する。

今日の郵便物の中に「JR ジパング倶楽部」なお今月号の会報誌が入っていた。特集は「自然溢れる美術館」で、「岡山県 奈義町現代美術館」「瀬戸内国際芸術祭2019」「群馬県  
中之条ビエンナーレ」「岡山芸術交流2019」「あいちトリエンナール2019」「群馬青年ビエンナーレ2019」「札幌芸術の森野外美術館」「青森県立美術館」「飛騨高山美術館」「香川県立東山魁夷せとうち美術館」「鹿児島県霧島あーとの森」「安曇野ちひろ美術館」「久留米市美術館」などが紹介されていた。

またアンパンマン列車が走る四国路に記念写真が撮影出来るアンパンマンのキャラクターベンチが登場したそうで次のようになっていた。

高松駅(アンパンマンとばいきんまん) 伊予西条駅(アンパンマンとコキンちゃん) 松山駅(アンパンマンとドキンちゃん) 土佐山田駅(アンパンマンとジャムおじさん) 徳島駅(アンパンマンとメロンバンナちゃん)

お孫さんを伴われて四国路へ出掛けられるのもお勧めだが、土佐山田駅からバスで少し離れた所に「アンパンマンミュージアム」がり、初孫が1才10ヶ月の時に連れて行ったら、大きなばいきんまんを観て足が震えていたことを思い出す。

土佐山田はアンパンマンの作者「やなせたかしさん」の故郷である。

今日の写真は四国を走るアンパンマン列車を。
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