2019-03-21

ペットのこと  NO 8453

我が家の悪猫前号で触れた白猫のことだが、晩年は痩せ細って可哀想な姿だったことが忘れられない。10年前に煩った大病だが、リハビリ専門病院に転院して3ヶ月後に退院したが、自宅に戻ってから何かの影響でアレルギー症状が出て医院へ行っていた。

点滴を受けると治まったが、次の日また発症する。原因を究明する必要があると検査を受けたらびっくりする事実が判明し、その対処の薬を服用すると改善した。

アレルギーの原因は「猫」だった。清潔な病院で4ヶ月を過ごして戻ったら体質に変化が生まれていたらしいが、当時は白猫と前後の写真に登場した悪猫の2匹が存在し、かなり賑やかな環境だった。

さて、過去に亡くなった白猫が夢の中に2回も登場したことから何かを教えてくれているのではと考え、身体に異変がないかを自分で確認したら、あれっ!という変調を確認した。手首と足首が太っている筈がないのに太っている。その事実から予想できる病気は「腎機能」の問題で、明日の朝一番に医院で検査を受けることにしているが、そのまま病院へ直行入院する可能性もある。

半年程前から歩行時に足の裏に異変を感じていたが、それも「腎機能」の低下から現れる症状かもしれないので恐ろしいが、取り敢えずは白猫が伝えに来てくれたと感謝をしよう。

我が家の猫歴が始まったのは40年以上も前のことだった。長屋生活をしていた頃に台所の冷蔵庫の裏でか弱い猫の啼き声が聞こえ、気になって冷蔵庫を移動させて壁を破ったら、隣の家との隙間に生まれたばかりの子猫を発見した。

どうやら親猫が謝って落としてしまったみたいだが、哺乳瓶と粉ミルクを購入して育て上げたのが初代で、2代目の猫は真向かいにあった自動販売機の下で蹲って啼いていた猫を娘が拾ってきて「餌」をやり始めて住み着いてしまった。

動物をペッとして可愛がるのは癒やされることも多いが、言葉が通じない問題から病気になって弱ってくる姿はあまりにも辛すぎる。だから飼わないようにと思っていても、何かの縁で生活を共にすることになってしまう。

猫で忘れられない出来事があった。初代の猫が亡くなって棺を用意し、好物だったものを納めている所に深い後仏縁のあるご住職が来られ、事情を説明すると「私が供養を」と小さな位牌に戒名を授けていただき、ご丁寧にお経まで唱えてくださった。

猫の名前は「ノンタン」だったが、位牌に「ノンタン号」と墨書きされていた光景を記憶している。

昔、私は交通事故で奇跡的に助かった歴史があるが、その背景に不思議な「犬」のつながりがあって犬に助けられたと思っている。高速道路に放置されていた車に時速90キロで衝突、助手席のダッシュボードの上にあった犬の置物が木っ端微塵に壊れていたそうだし、事故の二日前に飼っていた犬が病気で亡くなっていた。

未明の事故だったので通行する車も気付かず、発見してくれたのは歩道橋の上を散歩していた
人物で、犬にいつもと異なる道に引っ張られるように来たら、社内に倒れていた私を発見して救急車の手配をしてくださったそうだ。

約1ヶ月の入院で大晦日の日に退院したが、元日の雨の降る夜に林寺小学校の南側の道路の中央に黒っぽいものが動いているのが目に留まり、近付いて確認すると犬が交通事故に遭って血だらけになっていた。

抱きかかえて自宅に戻って洗面器に湯を入れて洗ってやったら、真っ白なスピッツであると判明してびっくりしたが、後ろ足を引きずって歩くことは治らなかったが、なんとも不思議な出来事だと今でもはっきりと憶えている。

今日の写真は前号に続いて悪猫を。
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