2019-01-23

お疲れモード  NO 8425

北陸新幹線インフルエンザが猛威を振るっている。乳幼児や高齢者の感染に気を付けなければないけないが、そんな中、気になるニュースがあって驚いた。

今年になった66日の日、大阪ドームに隣接するイオンで「AKB48」の握手会に参加していた三重県から来ていた10代の男性が「はしか」に感染していたことが判明。大阪環状線や近鉄線を利用していたことも考えられ、潜伏期間と言う問題もあって艦船が拡がらないことを願っているが、三重県の宗教イベントで多くのインフルエンザ感染者が出ている報道に繋がりはないのかと気に掛かる。

さて、妻が友人達と一緒に子供を連れて白馬に行ってから30数年が経過しているが、その時に利用したペンションの幼い娘さんに懐かれ滞在中に何度も一緒に入浴していたそうだが、その娘さんも40代を迎える中、これまでに3度の脳疾患から失明と言う不幸を知り、会って慰めたいと言うのが今回の白馬行きだった。

大阪駅から「特急 サンダーバード」で金沢に立ち寄り、東茶屋街と兼六園を散策したが、折悪しく強い雨に遭ってビニール傘を購入して自宅まで持ち帰って来たが、杖の代わりになるのでよかったのかもしれない。

「サンダーバード」が金沢駅に到着した際、目が不自由のことからホームの高さが低かったことに気付かず、危うく転倒するところだったが何とか助かった。

昼食は兼六園近くの和風料理店に入ったが、びっくりするような高額メニューで仕方がなかったが、これも旅の思い出と腰を据えていた。

金沢駅から北陸新幹線の「はくたか」を利用。10分前に全席指定の「かがやき」が出て行ったが、自由席のない「かがやき」には立ち席特急券と言う設定があり、指定された号車のデッキか通路で過ごすそうだが、我々のような高齢の障害者には無理。腰痛と言う持病もあって全線をグリーン車の選択をした。

糸魚川駅から大糸線の普通列車に乗り換えて南小谷駅に行き、そこで信濃大町行きの普通列車で白馬駅に行ったが、糸魚川を出ると山は雪景色で、南小谷駅手前からは雪が降って来た。

普通列車の乗客の大半が外国人で、何か話し掛けられたらどうしようかと思っていたが、幸いにも目的地まで問題はなく、白馬駅のタクシー乗り場で質問をされただけだった。

雪の降る中で駅前のタクシー乗り場でかなり待たされた。外国人達が乗る大型バスが発車しないのでタクシーが乗り入れ出来ない状況が続き、乗車するまで20分程度を要した。

白馬駅でもホームに降りる際に転倒しかけたが、本当に目が不自由なことは大変だ。やっとホテルに到着してチェックインを済ませ、部屋の鍵を貰って3階の部屋へ向かう際、3段降りる階段には気付いたが、その手前にあった段差に気付かず転倒してしまったが、ロビーにいた外国人から「オーマイゴッド」なんて声が聞こえて恥ずかしかった。

2階から3階へ上がる階段が怖かった。隙間から下が見える設計で、高所恐怖症の私には最悪。手摺をいつもより強く握って下を観ないようにして上がった。

ホテルから長野オリンピックの時のジャンプ台が見えたが、高さや傾斜の雰囲気だけでゾッとした。

外国人がいっぱい宿泊していたのに、夕食時は二組の日本人だけだった。ホテルの支配人に聞くと外国人は何処かの飲食店に行くそうで、それが彼らの習慣のようになっていることを知ったし、地元に初めてコンビニがオープンした日に5000人も押し寄せたという話にも驚かされた。

朝食を済ませてすぐにペンションをやっていた奥さんが迎えに来てくれ、素晴らしいログハウスのご自宅に案内されたが、居間に娘さんが座っており、妻が横に座って手を握り「冷たい手をしているね。温めて上げるね」とい摩り始めるともう一方の手を出して来たそうだし、毎日通っているという作業所からの迎えの車が来た際、「行って来ます」と声を発したのでびっくりしたが、脳疾患の後遺症には新しい記憶が入力出来ず、古い記憶が残っていることもあると言われ、私がリハビリ入院をしていた際にも若い娘さんが同じ症状だったことを思い出したが、妻は「通じたようで嬉しかった。来れてよかった」と言っていた。

高齢になったご夫婦はペンションを譲渡され、自宅でパン工房を開いておられたが、音大に進んでいたと思っていた妹さんが、農学部で「菌」の研究をして、独自で「酵母菌」を育んでオリジナルなパンを製造販売され、外国人の間でも人気が高いことを知った。

帰路は長野の善光寺に参拝する予定を組んでいたが、白馬駅から大糸線で松本駅を経て長野駅までとなると3時間を要するので、1時間15分で長野駅東口へ行けるバスを利用することにしたが、バスセンターに行ってびっくり。ここも外国人がいっぱいで、成田空港行きや羽田空港行きを運行されており、新幹線で東京へ向かう人が多い長野行きは満席で、すぐ後の臨時便に乗車出来たが、大半が外国人だった。

長野駅東口でバスを降りたら蕎麦屋さんがあり、そこで温かい蕎麦を昼食としたが、長野駅で蕎麦を食べるのは56年振りで、青春時代のことを懐かしく思い出し、当時の駅舎が善光寺風だった情景も浮かんだ。

タクシーで善光寺に向かい、境内にあった大きな香炉から棚引く香煙をいただきながら本堂に参拝したが、ご本尊の下の真っ暗な中を巡る「お戒壇」はしなかった。

長野駅から「特急 ワイドビューしなの」を利用して名古屋駅で8分の乗り継ぎで「ひかり」に乗ったが、この岡山行き「ひかり」は京都しか停車せず、「のぞみ」と1分しか所要時間が違わなかった。

昔は塩尻駅で逆方向に転換すると記憶していたが、線路を増設したらしくそれはなかった。

不思議なことがあった。大阪市内から金沢、糸魚川経由で白馬までの運賃と、長野から名古屋、新大阪経由大阪市内までの運賃が同額で、行程距離が同じだったからもしれないが、運賃、特急料金、グリーン料金のそれぞれが3割引きとなる「ジパング倶楽部」は有り難く、これからもあちこちへ出掛けようと考えている。

昨日は銀行へ行った。妻が管理している夫婦の通帳型定期預金が知らない内に引き出されている問題で、本店に残る記録を調べて貰う要請をして来たが、担当者の話によると印鑑証明付きの委任状があってもい本人確認に「運転免許証」「パスポート」「健康保険証」などを手続きに訪れた人物が提出する筈で、誰が解約をしたかは判明すると言うことだった。

数日後に判明するだろうが、もしも我々以外の人間なら犯罪であり、銀行を含めた刑事告発に進むことになるが、新しく罪状が追加されるので受理されたら実刑は免れないだろう。

今日の写真は初めて利用した北陸新幹線を。
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