2018-11-25

後悔していること  NO 8388

西部劇の光景から半世紀前の若い頃、事故で入院した際に付き添いのプロであるおばさんに半月程世話になったことがある。当時は喫煙していて「ハイライト」を愛好していたが、おばさんがヘビースモーカーで「朝日」をいつも愛用されていた。

タバコを買いに行って貰うといつも自分の「朝日」も購入されており、興味を抱いて1本だけ貰ったことがあった。

吸い口が紙のパイプのようになっている特徴があったが、当時の「ハイライト」が70円だったのに「朝日」は確か30円だったと記憶している。

個室の病室で二人が喫煙したらどうなるかは簡単に想像出来るが、当時は病室での禁煙については余り指導はなく、「喫煙される際は窓を開けてくださいね」と看護師さんに言われたことを憶えており、今では信じられない時代であった。

その病院の患者さん達と親しくなり、ある人物から誘われて近くの銭湯へ行ったことがあった、看護師さんを通じて担当医の許可を得たのは言うまでもないが、その人物には驚かされることになった。

スポーツ刈りで大映映画の若親分シリーズで風靡していた「市川雷蔵さん」みたいなめーじの人だったが、銭湯の脱衣場で背中を見てびっくり、それは見事な観音様の刺青があったからだ。

「びっくりしただろう。看護師さん達はしっているけど他の患者さん達には秘密に」なんて言われて落ち着かなかったが、その後に知られる組織の幹部だったことを知った。

銭湯に一緒に行ったことから看護師さん達から「驚かれたでしょう?」と言われたが、考えてみれば自宅近くの銭湯で鮮やかな刺青の人物が十数人いたこともあり、別に驚くことではなかったが、遠方の病院での入院時に銭湯へ行った時の出来頃となので予想外と言うことだったので懐かしい。

10年前に大病を患って救急車で搬送されたが、異常な喉の渇きから救急隊員が来る前に水をのんだことで誤嚥性肺炎になってしまって大変だった。

友人や知人が患った体験談も聞いていたし、雑誌やネットで耳学問みたいに病気に対する症状の知識はあったが、まさか喉の声帯が半分機能せず、飲食物が気管支に入ってしまう嚥下になっているなんて衝撃で、この病の恐ろしさを実感した。

信じられない症状はそれだけではなかった。天井の2本の蛍光灯が歪んで4本に見えるし、
入室されて来る医師や看護師がそれぞれ複視で見えるのだから最悪。その症状は最近になって強くなり、歩行中に右の目を開けたら景色が上下に揺れるのだから気持ちが悪くなるので瞑っている。

耳鳴りも酷くなって来た。前号で書いたように「享年89歳」はとても無理なようで、何とか東京オリンピックの年まではと願っているが、係争中に訴訟だけは勝訴と言う結末まで頑張ろうと思っている。

明日も医院へ行かなければならない。腰痛は随分と楽になったが、ちょっと気になる兆候があるので検査を受けることになるだろう。

今日の写真は西部劇の大ファンで一度は行ってみたいと思っていたアメリカの西部の写真を。41年前にロサンゼルス、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオに行ったことがあるが、その時に立ち寄るべきだったと心残りになっている。
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