2018-10-13
月を眺めて NO 8343
これまでの人生で最も恐怖を感じた台風21号だが、潮位の観測データーからは第二室戸台風を超えていたと分析されていた。尼崎では35分間で潮位が2.5メートルも上昇したそうで驚きである。
興味深いのは西宮で観測された風向データーで、西宮に台風の目が到達した後に、「東南東」から「南南西」に変わったというもの。丁度その頃に我が家の西側の外壁が飛ばされていた。
NHKが伝える台風情報を観ながら、徳島県に上陸して和歌山県や関西空港で風速50メートル以上を記録したというので覚悟していたが、我が大阪でも47メートルを記録したというのだから半端じゃなかった。
神戸に再上陸というテロップが流れたのでこれで暴風が弱まると思ったら、もっと強くなったので恐ろしかったが、その頃我が夫婦は気象病みたいな症状が出ていた。
気圧の低下や家の揺れに車酔いや船酔いみたいになる症状だが、友人や知人の中にも同じような体験をしたケースが多かった。
アメリカに上陸したハリケーンの被害も凄かった。史上で3番目に猛烈なハリケーンだったそうだが、アメリカのダウを下げることに繋がらなければと思ってしまう。
ネットのニュース記事を観ていたら、突然画面が変わり「おめでとうございます」と、グーグルの何かが当選したみたいで、下の枠をクリックしないと誰か他の人に権利が移るような記載が出て来たが、新手の詐欺かもしれないと感じて押さなかった。
突然に画面が変わるとびっくりする。これまで3回あったが現在のところは問題ないようである。
オレオレ詐欺から「わたし、わたし」と言う女性の犯行電話も増えているそうでびっくりだが、被害に遭った金額に衝撃を受ける。
昨日は結婚記念日だった。数えてみると47回目になる。何度も入院した歴史もあるが、今日までよくこの世に存命出来たものだと実感する。多くの友人や知人が入院している。手術を受けた人もいるし、近々に手術を受ける人物もいる。病気と寿命は別物ということを私が言うと説得力があるようだが、誰もが入院回数に驚かれる。
次に入院したら「この世」とお別れのような気がする。その時は私の人生も書いた小説が世に出るが、特に晩年の部分が面白い筈。
結婚した年は昭和46年(1971年)だが、当時の年表を調べてみると次の事実が分かった。
アポロ14号が月面着陸。1月に横綱大鵬が32回目の優勝、3月に引退、三島由紀夫の本葬儀が築地本願寺で行われ、川端康成が葬儀委員長を務める。
テレビ番組「新婚さんいらっしゃい」が始まり、現在も続いている。6月に京王プラザホテル開業。7月のプロ野球オールスターで江夏選手が連続9三振。
9月にカップヌードル登場。歌では尾崎紀世彦の「また逢う日まで」がヒット。小柳ルミ子の「わたしの城下町」ヒット。五木ひろし「横浜たそがれ」ヒット。ジョン・レノンの「イマジン」発表。
テレビアニメでは「ゲゲゲの鬼太郎」「天才バカボン」「ルパン三世」「オバケのQ太郎」が登場して人気に。
齢を重ねて70代になったが、もう少しこの世の流れを見たいし、東京オリンピックはどうだろうかと考える最近である。
今日の写真は北海道函館線の「昆布駅」だが、こんな名前の駅があるのはびっくりだが、近くに昆布温泉があることで知られている。