喫茶店で会った友人から寂しい話を聞いた。彼の知人が道端で倒れて急逝し、死因は心筋梗塞だったそうだが、その要因となっていたのが高血圧で、昨秋に亡くなった伴侶の一周忌を務めなければならないと言っていたのに、ずっと外食で塩分過多も問題があったようだが、周囲の人達が心配していたのがアルコール類の飲み過ぎで、奥さんが亡くなってからの寂しさがアルコール依存症になってしまったことだった。

奥さんを送るケースは１５％、夫を送るケースが８５％というデーターが知られているが、その後の平均余命が女性２０年、男性５年とも言われており、いやはや男とは弱くて独り暮らしに耐えられないようだ。

依存症には様々ある。覚醒剤、ギャンブル、喫煙、大麻、薬物などその弊害は誰もが知るが、はまり込んでしまう人が多い社会の現実に憂いを感じるこの頃である。

覚醒剤は１回でも体験すれば脳が記憶してしまい欲するようになってしまうそうだが、そんなことを理解しながら行動してしまうのだから始末が悪い。

数日前の特集番組でアメリカの大麻問題を採り上げていた。いくつかの州が合法ということになり、ある都市では公営で大麻の栽培を始めている事実に衝撃を受けたが、我が国で違法となっている問題が変わることはないのだろうかと心配している。

人間とは愚かで弱いものである。今でも酒気帯び運転が多いみたいだし、覚醒剤が原因で事故に巻き込まれているケースもあるので災難である。

対面通行の道路で前方からやって来る車が飲酒運転や覚醒剤常習者だったらぞっとするが、居眠り運転や心疾患や脳疾患という問題もあるので恐ろしいではないか。

国内でバスの運転手さんが運転中の急病で事故につながったケースが年間に３００件以上起きているそうで、いすゞ自動車と日野自動車の共同開発で、バスの車内に乗客が停車させることが出来る緊急停止ボタンを設定し、東京の「はとバス」の一部にテスト導入されたニュースがあった。

運転席の左側と最前席の天井部分に赤いボタンが設置されていたが、運転手さんの異変に気付いた乗客が押せばハザードランプが点滅して停車することが出来るそうだが、今後の研究課題として路肩に寄せて停車出来るということだが、人工知能の発展が顕著な最近なので難しいことはないと期待している。

さて、台風のことだが、昨日に会った友人が恐怖体験を語っていた。マンションの４階に居住しているが、地震のような揺れが続いて気分が悪くなったそうで、同じような体験をした人が多かった。

前号で触れたアメリカ海軍の台風情報だが、別のＨＰに世界中の気象情報を発信するページがあり、台風２４号に関する進路予測も２０数件あり、その中で３件が日本列島上陸の予報進路を示していたので恐ろしくなった。

２１号みたいな体験は２度とご免だ。関西空港でまた被害が発生すると考えるだけでも大変だ。西北西にゆっくり進んでいる台風が、北に進路を変えないことを祈っている。

朝から医院へ行った。痛みを伴う処置を受け、半錠だった薬が１錠に変更された。それは自立神経に効能があるそうで、微熱の改善にも期待している。

今日の写真は随分昔に行って感動した宮崎県の生駒高原のコスモスだが、あれから４７年が流れた。もう一度訪れて見たいものである。