2018-07-09

平成30年7月豪雨  NO 8250

豪雨被害の鉄橋 芸備線 今回の大雨の被害は甚大で「平成30年7月豪雨」と命名されたと報道があった。

広島県だけで犠牲者、安否不明者が100名近いと知って衝撃を受けたが、この「独り言」の写真をよく拝借しているピピの社長のブログを訪問したら、葬儀の司会者を派遣することが出来ない道路事情もあって大変だったことが書かれていた。

ご本人も担当する式場に行くのにあちこちで通行止めに遭遇し、大変な苦労をして辿り着いたそうだが、葬儀を終えてからの帰路はもっと大変なことになっていたそうである。

ピピの会社があるのは尾道市だが、尾道でも断水の地域があるそうで心配している。

5月の中旬に大分県の日田市に立ち寄ったが、1年前の豪雨による久大本線の鉄橋の問題から不通区間があり、日田駅から光岡駅まで代行バスを利用した、今月の14日から開通すると書かれていたが、今回の豪雨の影響はなかったのだろうかと気に掛かる。

西日本の鉄道で20数か所で大変なことになっているというニュースがあった。高速道路の通行止めや一般道の陥没や土砂崩れも多く、復旧するまでは大変だと想像する。

心配していた台風8号は西北西に進み、日本列島には影響しないようで安堵したが、沖縄県や台湾に近い島では大変だと心配する。

遠い昔から「治水」という問題は重要だった。ある宗教者から聞いた話だが、聖徳太子が朝鮮半島からやって来た人達の力で治水に取り組み、運河を掘り始めた地点を「河堀口」と名付けて現在に続いているという説もあるそう。

私がこの仕事に従事するようになってしばらくした頃、あるお客様のお家で大変な出来事が起きたことが忘れられない。

ご自宅での葬儀だったが、お通夜が終わった頃から大雨が降り始め、私が帰宅していたら午前0時過ぎに「大変なことになっている」とご当家から電話があった。

その地域は昔から大雨が降ると冠水することで知られていたが、大雨の中を急いで訪問したら膝上まで冠水しており、ご自宅の玄関から中へ入ったらご遺族が床上浸水した部屋の中で立っておられ、もう少しで祭壇が浮き上がる深刻な状況にあった。

室内に張られていた白幕は全て水に浸かっている。2時間程いても一向に水は引かず、朝から全てをやり直しますということを申し上げて帰社。その準備をしたことを憶えている。

幸いしして祭壇まで水が届かなかったが、白幕や敷木綿は全て張り直し、濡れてしまった畳を取り外して応急対応をして葬儀を行った。

生野中学校や西生野小学校の下に大雨対策のために広い空間が設置されて冠水することはなくなったみたいだが、今でもその近くを通ると思い出す。

今回の大雨で、葬儀や通夜を中止しなければならないケースもあったと想像する。参列出来ない親戚の人や会葬者もおられただろうし、式場から戻ることが出来ない人達も大勢おられたのではと心配する。

今日の写真は中国新聞の写真から拝借。鉄橋が甚大な被害を受けた芸備線を。
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