2018-02-02
気掛かりなこと NO 8108

テレビタックルで知られるタレントの「大竹まこと氏」の娘さんが覚醒剤で逮捕されたことで謝罪をされていたが、友人はそんなニュースを耳にすると気掛かりと語っていた。
身内で犯罪者が出れば警察官になっている息子の人生を変えてしまうということで、昨日のニュースにあった大阪ミナミの違法ギャンブルが摘発されていたことも気になったそう。
末っ子が所謂「ヤンチャ」でギャンブル好きが心配だそうで、説教しても聞き流しているみたいで悩んでいた。
親の金を持ち出してはラスベガスやマカオなどに出掛けているみたいで、本人の兄弟達の問題人物になっているそうだが、ギャンブル依存症というのは抜け出すことは簡単ではないようだ。
深刻そうな表情になったので旅行の話題に変えた。過日の号で書いた山陰の湯村温泉の「三好屋」の露天風呂に行ったことがあるそうで、私が雪の中を杖を手に100段の階段を上がったと言うと驚いていた。
大阪駅から在来線の特急列車で城崎温泉駅に行き、普通列車に乗り換えて浜坂駅まで行ったものだが、彼はそれが知らない人達のアクセスだと指摘し、大阪駅から「特急 こうのとり」か「特急 はまかぜ」を利用して江原駅で下車、旅館の送迎バスを利用したら交通費が助かると教えてくれ、調べてみたらそんなアクセスもあった。
同じ時間帯に両方の特急列車が大阪駅を発車する。前者は福知山経由で後者は姫路経由なので路線は異なるが、どちらも同じ時間帯に江原駅に到着し、両列車の利用客を送迎するシャトルバスが存在していた。
バスの所要時間は50分となっていたが、浜坂駅から旅館までタクシーを利用することを考えれば便利なアクセスで初めて知った。
山陰から北陸方面のこの時期は「カニ」を前面に打ち出しているが、「カニ」が絶対に駄目な私は別の料理をお願いしなければならない。
ここからは「幸せ列車」から「10年前の独り言」から転載を。
選挙が終わった NO 2106 2008-01-28
久し振りに銭湯の話題から。いつもより1時間ほど早めに行ったら、その時間帯の常連さん達が集まっている光景が目に留まった。その中心になって囲まれている人物は、何とお通夜を終えられたご遺族の方、昨号で書いた2人のお弟子さんの内のお一人だった。
ご自宅に伺った担当スタッフから「映画俳優みたいな人がいました」と報告があったが、その人が私の青春時代の記憶にある人物。ご祭壇に飾られたご遺影を拝見しながら、40年以上前にタイムスリップしたような思いがした。
お昼の葬儀を担当、ご出棺後にスタッフから「これが届きました」と大きな紙袋が。それは、近所の蕎麦屋さんの奥様からの差し入れ。百貨店に出掛けられた際にお土産としてプレゼントくださった「ドンク」のパン、それに健康食という「干しブドウ」のパックだった。
事情があって毎日外食中という私、それを知られて届けてくださったようで手を合わせた。
午後のティータイム、スタッフから「本社にお客様が」との連絡が。急いで行ってみると地域の役員さん達7名が来られており、80名様ほどの総会と会食会場として使用したいとのご要望。いくつかのパターンをボードに書いて説明し、全員一致で「決定」ということになった。
雑談に入ってからお一人のお話しに驚いた。ある新聞社主催の講演会の講師を担当した際に、その方が受講者の中におられたそうで、そんなご仏縁にも感謝の合掌。世間とは広いようで狭いことを改めて実感した。
最近、家族葬が多い。ご遺族が地域の役員さんに「故人の遺志で家族葬を」とご挨拶に行かれても、二通りに分かれるケースがあるので紹介を。
ひとつは「故人の『ご遺志』とご遺族の『ご意思』通りに」ということだが、もうひとつが「知った以上、見過ごすわけにはいかない」ということから、地域に回覧板で訃報通知をされること。
後者は多くの弔問者や会葬者が参列されることになり、ご遺族には想定外の負担が覆い被さることになってしまい、中には国会議員や府議会、市議会の先生達が会葬に来られることもあってびっくりする。
現在の家族葬の現実にも問題があることは事実だが、非日常的な葬儀という出来事は進歩もなく時間が停止している観を抱く。それらを随分昔から予想してきた我々研究会のメンバー達、その想像していた通りの弊害が表面化してきたこの頃である。
大阪府知事選挙が終わった。午後8時の投票締め切りと同時にテレビに「橋下氏、当選確実」とテロップが流れた。社会には誰が当選しても同じみたいな空気が流れているが、期待を失望させないようにと願いたい。
今日の写真は広島のピピの社長のブログから拝借。「冬の瀬戸内」を。