2004-12-10

けったいなセミナー  NO 1001


 5時間セミナーが終わった。最近のお疲れモードから少しアップ気味に音量設定しておいたが、<ちょっと大き過ぎたかも?>と思っている。

 「999号」で書いた昼食時間、「30分に短縮で如何でしょうか?」で拍手を頂戴し、コーヒータイムが割愛され、お陰で社内の自動販売機の売り上げに協力出来なかったよう。

  宿泊される方、日帰り強行軍の方、それぞれがそれぞれの思いを抱かれてお帰りになった。「時間の無駄」「義理があるから」そんなお方もおられただろうと推 察するが、ご感想で最も多かったのが「時間が短かった」というお言葉、それはご退屈をされなかったということかな?と勝手な判断。

 セミナーとは不思議なもの。受講される側の求めるものによって評価が異なる。北海道や九州からご出席の方々の存在、それは講師の立場にあって強烈なプレッシャー。何かがヒントになってご活用くださるように願って止まないところ。

 弊社の有するソフトの一部を公開申し上げたが、著作権などの知的財産の世界は礼節なくして成り立たないもの。葬祭業は、何より礼節を重んじたい。

 社会の変革というものは様々なケースの想定が必要。いつからか忍び寄るタイプでは気が付いた時点で致命的。もっと恐ろしいのがマグマのように突然爆発するケース。そんな時に備える危機管理が重要で、葬儀の世界が「非日常的」なことから、その両方の想定が不可欠だろう。

 終了後の名刺交換での交流、そんな将来を危惧されるご意見も多かった。

 帰宅途中でちょっと腰痛を感じる。冷え込みの所為かもしれないが、やはり年齢は正直なもの。友人の店に立ち寄り、司会の奥義の伝授。相手は北海道の若い女性だった。

 大阪の言葉では「変」を「けったいな」と表現するが、彼女は「けったいなオジサン」と思ったかも?

 「久世塾はいつから?」「参加したいのです」というご質問も何人か頂戴したが、その大半が「独り言」を訪問くださる方。近々の号外に記載されるだろうが、今日お話し申し上げた「内緒話」のように「何方でも」という考えはない。

皆さんとご一緒に学びたいのは、葬儀に携わる基本中の基本「礼節」というテーマ。この理解なくして久世塾は成り立たず、それが「変なオジサン」のこだわりなのです。

 正直申し上げて疲れました。しかし、メールを開けて癒されました。遠い所からご参加くださった方、セミナーとの出会いに感謝のお言葉があったから。

日々の葬儀で「癒し」について悩んでおられたそう。そこに「一縷の光りが」というような内容で嬉しかった。有り難う。

 「癒し」なんて簡単ではない。それはトータライフ協会のメンバー達共通の悩みでもある。しかし「命の伝達」が重要なキーワードであることだけは学んだつもり。

 ふと「MAMADIARY」のページを訪問したら、もう九州にお帰りで「201号」を発信されており、ここでも「けったいなセミナー?」的なご感想。上記<HOME>で接続を。

 今日のセミナー、テーマの入り口の扉を開けてくださることになれば何よりの喜び。ご出席の皆様、ご仏縁に感謝申し上げます。有り難うございました・・・・合掌
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